WEリーグ、目下、首位の三菱重工浦和レッズレディース（以下・浦和）にとって、気持ちの折り合いは難しい塩梅だ。

自身も優勝経験があるため「（優勝するのは）そんなに甘くない」とわきまえている。

「INAC神戸に負けただけだが、ほかに落としてない試合も・・・チームの力なので偶然とは言わないが、運の力も大きかった。これから負けることだってある。優勝はそう簡単ではないことはわかっている。優勝を経験している選手がいるので、目の前の試合が一番大事。多少、意識はさせられるけど、それどころじゃないと（笑）」と一戦必勝を強調。
しかし、やはり気になるもので、試合後、他会場の結果、スコアをチェックしては「（清家曰く）ウェーイ」となるそうだ。

その清家、今季リーグ5得点とまずまずだが、さらなる量産のため、練習後、安藤・猶本両選手からシュートの手ほどきを受けた。

その極意とは、スピードを落とさず、走ったままの勢いでシュートを打つというもの。

「（2人は）感覚ではなく、言語化して説明してくれるので自分の指標になる」と清家。