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ハートビートレッズ×PRESS

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興梠慎三の言葉で振り返る2016

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00『Good Luck! Morning!』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送)。今週放送した中から、厳選した1本をレッズプレスにて掲載します。


「1試合3点より3試合で1点ずつ取った方が気持ち良い。そっちの方がすごいと思う」

興梠慎三の言葉です。

10月9日(日)に行われたJリーグYBCルヴァンカップ準決勝、FC東京との第2戦。 浦和レッズが3-1で勝ったゲームで、興梠は初めてハットトリックを達成しました。意外といえば意外ですが、1試合1点取ることに価値を置くところが興梠らしいです。


いま思えば、この試合もよくハットトリックが達成できたと思います。興梠はリオ五輪でオーバーエイジ枠の1人として戦った後、精神的な疲労があったのでしょう。燃え尽き症候群になってしまいました。このFC東京戦は、なかなか気持ちが上がらない興梠が、完全復活を印象付けた一戦でした。

それから約2週間後の10月22日(土)、明治安田生命J1セカンドステージ第15節・アルビレックス新潟戦で興梠は2ゴールを決め、今季リーグ戦14ゴール目としました。そしてJリーグ史上12人目のJ1リーグ戦通算100ゴールを達成したのです。

「過去の達成した人を見ても、みんな有名人ばかり。自分の名前が刻まれるのはうれしい」と話すとともに、鹿島アントラーズ時代にプレーのお手本にした柳沢敦の名前を出し、「尊敬する柳沢さんの記録、106ゴールを抜けるように頑張りたい」と目標を話しました。

浦和に来て4年連続でリーグ戦二桁得点を決めましたが、これまで何度かケガで苦しんだことを考えれば立派な数字です。もしケガがなければ、ゴールはさらに伸びたはず。来季はラファエルシルバとオナイウ阿道が加入。1トップのレギュラー争いが激しくなりますが、まだまだ、その座は渡しません。
2016年12月13日放送(佐藤亮太)



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