畑中隆一、紆余曲折経て感じる思い
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00『Good Luck! Morning!』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送)。今週放送した中から、厳選した1本をレッズプレスにて掲載します。
勝てば年間勝点1位が決まる、明治安田生命J1セカンドステージ最終節・横浜F・マリノス戦のチケット5万8000枚は完売。長年運営スタッフを務めた畑中隆一さんは、「浦和レッズの武器は、ホーム・埼玉スタジアムの雰囲気。年間勝点1位を決める試合を超満員の埼玉スタジアムで迎えられることはとても大事」と話します。
畑中さんは、チーム、クラブが味わった喜怒哀楽の場面に何度も立ち会ってきました。優勝に喜び、大事な試合で負けて泣き、時には怒号が飛び交うゴール裏サポーターの前に立ち、訴えたこともありました。こうした紆余(うよ)曲折を経たからこそ、最終節を感慨深く迎えます。今季はチームが結果を出し、クラブも積極的に働きかけたものの、ホームゲームの観客動員数がいまひとつ伸びず、苦しんだこともありました。だからこそ畑中さんは、良いキッカケにしたいとしています。
「年間1位になりたい思いは、みんなが持っていることが、あらためて分かりました。今回味わうことで、次に向かうことができる。いままで最終節に負けていたから、結果を出して締めくくりたい」
JリーグYBCルヴァンカップ、2ndステージ優勝に続き、年間勝点1位となり、明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ、天皇杯、そしてクラブW杯へ。取れるタイトルは全部取る。いや逃してきたタイトルを取り戻す戦いはこれからです。
2016年11月3日放送（佐藤亮太）
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