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ハートビートレッズ×PRESS

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高木俊幸、柏木陽介からの一言

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


8月31日(水)行われた、YBCルヴァンカップ準々決勝第1戦、アウェイ・ヴィッセル神戸戦は浦和が2-1で勝利を収めました。第2戦は9月4日(日)、ホーム・埼玉スタジアム2002で行われます。

第1戦のメンバーを見ますと大谷幸輝、梅崎司、ズラタン リュビヤンキッチら、これまで出場時間の短い選手が多く先発しました。その第1戦で1ゴール1アシストを決めたのが高木俊幸です。今季公式戦初ゴールを決めた高木は「出た試合で結果を出せていなかったので悔しい思いをためていた。続けられるように良い意味で切り替えたい」と話しました。ようやく点を取れたこともあり、高木本人と同様にファン・サポーターも喜びました。

高木が最近試合に起用され、ゴールできるようになったキッカケは柏木陽介のこの一言、「おい!トシ。しっかり守備をせい!」でした。高木は元来、点取り屋ですが、ミシャサッカーは、攻守ともにできなければならない戦術。高木はじゅうぶん理解しています。全く守備をしていなかったわけではないのですが、攻撃に意識が行ってしまい、結果、守備がおろそかになってしまう。そのため、攻守ともに、中途半端になってしまったのです。

柏木の一言で守備の意識をより持ちましたが、その後は、守備に気を取られる分、攻撃への推進力が足りなくなってしまう。この配分が、90分を通してできませんでした。高木は、柏木のアドバイスを糧に、日ごろの練習とトレーニングマッチで攻守のバランスを克服した結果、出場機会を増やしたのです。高木は第2戦に向け、「自分が継続することでチームの力になれる。もっと追究して、自分ができるところを証明したい」と話します。


チームメイトの一言で意識が変わり、プレーが変わる。このことから、チームの雰囲気の良さが伝わります。
2016年9月1日放送(佐藤亮太)

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