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ハートビートレッズ×PRESS

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リーグ戦4試合無得点、手腕を問われるミシャ

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


6月15日(水)に行われた明治安田生命J1ファーストステージ第10節・ガンバ大阪戦は、平日にもかかわらず、アウェイスタンドに約4000人のファン・サポーターが集まりました。

ミハイロ ペトロヴィッチ監督は、前節・鹿島アントラーズ戦から先発メンバーを5人入れ替え、出場機会のなかった加賀健一、ケガ明けから調子が上がらなかった石原直樹、そしてFCソウル戦と鹿島戦の悔しさを晴らしたい駒井善成を送り出しました。

しかし、8分にカウンターから失点。その後、全く調子が上がらないまま、後半に突入します。興梠慎三と武藤雄樹を入れて、かなり押し込みましたが、1点は重く、0-1でリーグ戦2連敗。そしてリーグ戦4試合連続で無得点となりました。これではゴール裏のブーイングも仕方ありません。

浦和の勝点は27のまま。首位・川崎フロンターレが勝点34ですから、川崎Fが次節で勝つと、浦和のステージ優勝はなくなります。G大阪戦の後、会見でミシャは「チームができることを、しっかりやるしかない。チーム一丸となって、今の状況を乗り越えたい」と話しました。また、槙野智章が「結果が全て」と敗戦を認めれば、興梠は「全員で戦い、悪い流れを良い流れに変えたい」と新たな決意を語りました。


なぜ、こう勝てないのか?

ここ数試合を見ていますと、全体的に連係がチグハグで、イージーなミスが多くあります。こうした精度の問題もありますが、相手チームが立てる浦和レッズ対策に対して、それ以上のプレーができていない印象があります。

では、どうすれば良いのか?

阿部勇樹が「練習でやったことが試合に出る」と話した通り、やはり練習しかありません。つまり、結果が出ない時こそ、これまでやってきたサッカーを確認する。これに尽きます。さらに、得点が取れない現在のレッズで言うならば、そろそろセットプレーに力を入れるべき時期のはずです。

ただ、試合は待ってくれません。次は6月18日(土)、アウェイ・サンフレッチェ広島戦です。どれだけチームを立て直せるか、ミシャの手腕が問われます。
2016年6月16日放送(佐藤亮太)


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