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ハートビートレッズ×PRESS

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5連戦に臨む高木俊幸「チームの力になりたい」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


6月4日(土)に行われたトレーニングマッチ・ジョイフル本田つくばFC(関東1部リーグ)戦は、45分×2本+30分で行われ、7-3で浦和レッズが勝利を収めました。しかし、1本目・2本目が終わった時点でのスコアは2-2。しかも一時は逆転され、何とか追い付く展開。スコアから受ける印象ほど、内容は決して良いとは言えませんでした。

そうした中、2本目途中から出場した高木俊幸が2ゴールを決め、アピールしました。高木は右ひざ内転筋を痛めており、何重にもテーピングを巻いてプレーしています。痛みは、ほとんどないそうですが、やはり気になります。なぜ、高木はテーピングを巻いてまで、出場したのか。それは柏木陽介の影響です。

柏木は去年の天皇杯準決勝・柏レイソル戦[1○0]で、左ひざ内転筋を痛めました。このケガは、今年2月の指宿合宿になっても、あまり良い状態ではありませんでした。しかし、柏木は休むのではなく、練習をしながら治す方法を選んだのです。高木は、「柏木さんから『キャンプ中から蹴り方を変えながら、ひざに負担の少ない蹴り方を見つけているうちに、痛みがなくなった』と聞いた。同じひざの部分を痛めたので、参考にしながら、治していた」と話しています。


高木のひざの状態は、ほぼ完治していますが、この方法を選んだのは、5連戦を意識したからこそ。「復帰するからには、チームの力になりたい。また、無理やりにではなく、しっかり段階を踏んで、この時期に復帰できたことは、とても運が良い」と話します。

日曜日の練習後、ミハイロ ペトロヴィッチ監督は、ステージ優勝を懸けた5連戦を前に、選手・スタッフを集め、ミーティングをしました。その際、ミシャは、「スタメンを脅かす選手が出てきてほしい」。そう話しました。この口火を切る選手が高木俊幸であり、石原直樹、駒井善成、橋本和といった選手たちも、当てはまります。ステージ制覇を懸けた総力戦がいよいよ始まろうとしています。
2016年6月6日放送(佐藤亮太)

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