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阿部勇樹、J1リーグ戦100試合連続フル出場を達成

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


4月16日(土)に行われた明治安田生命J1ファーストステージ第7節、ホーム・ベガルタ仙台戦。前半は仙台の守備に手を焼き、0−0で折り返しましたが、後半は、李忠成、興梠慎三、武藤雄樹の3人がきっちり決め、終わってみれば3−1の快勝でした。

そうした中、興梠のゴールをアシストした阿部勇樹が、J1リーグ戦で100試合連続フル出場を達成しました。GK以外では、史上3人目の記録です。試合が終わり、メディアに囲まれた阿部は、「100試合行ったからといって辞めるわけではない。チームが勝つために全てやってきた。変わらず、今後も続けたい」と話しています。何気なく言っていますが、これ大変なことです。

まずは監督から変わらぬ信頼を得ないとダメですし、その前提として、90分間戦えるコンディションをいつも整えないといけない。また、激しいぶつかり合いの中、ケガを防ぎながら、きっちりプレーをしなければなりません。これを継続できるからこその100試合連続フル出場。阿部が「鉄人」と呼ばれるわけです。

ただ、阿部も最初から「鉄人」だったわけではありません。16歳でデビューしましたが、プロの身体になるには時間がかかったようで、度重なるケガに悩まされました。20歳の時に右スネの疲労骨折。22歳の時には、右足小指の骨折し、手術もしました。こうした経験が生きたのでしょう。自分の身体と折り合いを付けながら、コンディションを整える方法を身に着けた結果、息の長い選手となったのです。


「まだまだ『頑張れ』という声が聞こえてくる。もっと走れるように頑張りたい」と話す阿部。J1リーグ戦500試合出場も、順調に行けば今年中に達成できます。そんな阿部について、山道守彦強化本部長はこんなことを言っていました。「浦和レッズで現役を終わらせてあげたい」。山道さんの阿部勇樹への気持ち、伝わります。
2016年4月18日放送(佐藤亮太)


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