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ハートビートレッズ×PRESS

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李忠成、もっとゴールを決めたい

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


4月10日(日)、スコアレスドローに終わった横浜F・マリノス戦を終え、4月の連戦はひと休み。今週はじっくりコンディションを整え、週末土曜日、4月16日のベガルタ仙台戦を迎えます。

そうした中、李忠成が元気です。昨季、途中出場が多かった李ですが、リーグ戦4試合連続で先発し、3試合連続でフル出場中。ミハイロ ペトロヴィッチ監督からの信頼がさらに増していますが、本人は、そう思っていないようです。「昨季はパフォーマンス自体が悪かったから、使われなかった。今はたまたまパフォーマンスが良いだけであって、全く安心していない」と話します。


ただ、昨季との違いはあります。それは守備の意識の高さです。李は典型的なストライカーです。常に「結果を出したい」と口にしています。しかし、先日の横浜FM戦では、相手のカウンターに全速力で追いかけて、スライディングでボールを奪い、マイボールにするシーンを何度も見せました。李は「戦う姿勢とともに、考えたプレー、そして危機察知能力がさえていた」と話します。昨季以上に李の献身的なプレーをミシャは評価しているからこそ、起用しているのです。

とはいっても、李忠成は点取り屋です。得点を取りたくて、取りたくて仕方がないようです。「横浜FM戦はスコアレスドローだったので、次のホーム・仙台戦は、僕や(興梠)慎三や武藤の3人で1点ずつ、2点ずつゴールを決めたい」と意気込んでいます。リーグ戦のゴール数を見ると、興梠慎三の4ゴールを筆頭に、李、武藤雄樹、ズラタン、森脇良太、柏木陽介が1点ずつ挙げています。今は守備が比較的安定していますから、もう少しゴールが決まれば、楽な試合展開になりそうです。


30歳となった李忠成。ストライカーとして、プレーヤーとして、円熟期に差し掛かりました。当面の目標は、まずは1点。目の前のゴールです。
2016年4月12日放送(佐藤亮太)

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