浦和レッズレディース、4月3日(日)ホーム開幕戦
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
プレナスなでしこリーグが開幕。各地で試合が行われる中、浦和レッズレディースは3月27日(日)、リーグ連覇を狙う日テレ・ベレーザと対戦しました。守備的な戦いを進めた浦和は、最初のチャンスとなった前半7分、後藤三知が押し込んで先制。その後、身体をぶつけ、足を出し、粘り強い守備を見せました。吉田靖監督は、「相手に力を出させないように、前線から制限した」と話す通り、前半はほぼ何もさせず、狙い通りの展開でした。
しかし、後半になると、日テレが強さを見せます。後半29分、混戦からこぼれ球を押し込まれて失点を喫します。試合は1−1で終了。昨季の女王相手に引き分けは、チームの自信となったはずです。
これまでボランチには岸川奈津季がいましたが、ベガルタ仙台レディースに移籍。守備に不安があったものの、猶本光の新しい相棒・栗島朱里が攻守で頑張りました。そして、去年4月、JFAアカデミー福島から特別指定選手として加入。今季から正式にレッズレディースの一員となった18歳、北川ひかるの活躍もありました。
左サイドバックに入った北川。後半10分には、左サイドから駆け上がってGK強襲のシュートを打ち、チャンスを演出しました。北川は、「昨季は積極的にシュートを打たなかったので、スペースが空いたら、打とうと思った。守備でもスライディングなどガッツあるプレーを出せた。同年代の選手が多く、絶対、負けたくなかった」と、相手選手に何度も倒されても、すぐに立ち上がるなど、とにかく負けん気の強さが特徴です。
昨季レギュラーシーズン、エキサイティングシリーズと12試合に出場した北川は、「今季になって責任が重くなったと感じている。1つひとつのプレーにこだわりが出てきた」と話します。2020東京オリンピックで中心となる選手の1人です。
浦和レッズレディースは次節、ホーム開幕戦です。4月3日(日)、さいたま市浦和駒場スタジアムでアルビレックス新潟・レディースと対戦します。金曜日は埼玉スタジアム2002でトップチームを、そして日曜日は駒場でレッズレディースを、それぞれ楽しんでください。
2016年3月28日放送
(佐藤亮太)
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