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ハートビートレッズ×PRESS

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期限付き移籍の岡本拓也、Jリーグ初ゴール

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


ミハイロ ペトロヴィッチ監督はよく会見で「Jリーグは実力が拮抗(きっこう)したリーグ」と話しますが、まさに、おっしゃる通り。3月6日(日)明治安田生命J1ファーストステージ第2節、浦和レッズがJ1に復帰したジュビロ磐田に1−2で負けたことでも分かるでしょう。

その一方で、2節では点を取り合うゲームもありました。例えば、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ対湘南ベルマーレは、4−4のスコア。サッカーの魅力が詰まった試合でしたが、このゲームに湘南の一員として初めてピッチに立ったのが、浦和から期限付き移籍中の岡本拓也です。


右センターバックで起用された岡本は、3−3で迎えた後半32分、ディフェンスラインから一気に駆け上がると、左サイドからのクロスに足で合わせてゴール。湘南の4点目を決め、Jリーグ初ゴールとなりました。ガッツポーズでベンチにむかう岡本をチーム全員が出迎え、喜び合いました。

岡本は「湘南では、より自分を成長させたい。日々の練習も必要なことだと思ってやっている」と話すとともに「同じポジションだった、遠藤航選手のプレーを参考にしている。『湘南ではどうプレーしていたのか』とか、自分のイメージと合わせながら、プレーしている」と話します。

岡本は「一対一」が得意なハードマーカー。今回の4失点について、DFとしてはいただけませんが、攻撃参加できることも証明しました。また、起用した?貴裁監督は「岡本は浦和で悔しい思いをして、湘南に来たと思う。そうした思いがあのゴールに乗り移ったと思うので、指導者としては本当にうれしい」と話しています。

それは浦和サイドも同じ気持ちです。岡本がゴールを決めたころ、浦和では全体練習が終わり、移動の準備をしていたときでした。スタッフからは「拓也が決めたらしい、本当に良かった」そんな声が聞こえていました。
2016年3月8日放送(佐藤亮太)


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