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REDSPRESS EYES|今年は浦和レッズレディースを観に行こう!|レッズプレス!!
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今年は浦和レッズレディースを観に行こう!
多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は佐藤亮太記者が、浦和レッズレディースとなでしこリーグの現状と課題、そして未来への可能性を全4回のシリーズで追求します。
なでしこリーグの開国宣言
「女子サッカーを盛り上げたい」
こうした想いを共有する人は多い。しかし現状、FIFA女子W杯、オリンピックでの好成績が盛り上げの絶対条件となっている。
ただ、そうした世界的な大会だけに頼ってばかりでは普及拡大にはつながりにくい。
その中で、今シーズンから「プレナスなでしこリーグ」は、オランダに本拠地を置くサッカー専門インターネット動画配信会社mycujoo(マイクージュー)とパートナーシップを締結した。
今季のなでしこリーグ1部の試合を、なでしこリーグのホームページを通じて、年間70試合ほどLIVE配信される予定となっている。mycujooとの提携は、サポーター・ファン、そして将来の“なでしこ”のすそ野拡大につながると期待されている。
Jリーグと同じく、なでしこリーグも世界に向けて“開国”したこととなる。
スイス・チューリッヒの女子サッカーチームの配信から事業をスタートしたmycujooでCEOを務めるペドロ・プレイス氏は、なでしこリーグについてこう語っている。
「フェアプレー精神、チーム一丸となって戦うところが女子サッカーの魅力。商業的にも興味深く、世界でも有名ななでしこジャパンのあるリーグを世界中に配信することは、なでしこリーグ、そして会社の発展につながる」
そして今後は、30秒ほどの試合ハイライトの配信など、SNSを駆使して若い女子の世代にも訴えたいとしている。
女子サッカーのプレーヤーにとって、試合が見られること、細かいプレーを繰り返し見られるのは技術の向上にもつながるはずだ。
なでしこリーグ関係者はこれまでの反省をこめて、「なでしこリーグの伝え方はあまり上手ではなかった」と明かしたが、mycujooとの提携は現状打破の一手となりそうだ。
ただ、ライブ配信はあくまでなでしこリーグや女子サッカーを知ってもらう1つのキッカケ。ここからスタジアムに誘導できるかが重要。
なお、今後は浦和レッズのクラブ関係者に、浦和レッズレディースの捉え方、今後どうしたいのかをインタビューする予定だ。レッズプレス!!は浦和レッズレディースを、なでしこリーグを応援する。
(佐藤亮太)
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