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試合レポート|第42回皇后杯全日本サッカー選手権大会決勝・日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦=選手コメント|レッズプレス!!

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第42回皇后杯全日本サッカー選手権大会決勝・日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦=選手コメント

(佐藤亮太)

高橋はな「もうひと踏ん張りできるチームにならなければならない」
南萌華「4失点はチームを勝たせられなかった要因」


《高橋はな》
Q:2失点や清家選手の負傷交代などあった前半については?
A:チームとして少なからず0−0で折り返したかったが、失点したあと、ベレーザのペースになりかけた部分で守備にまわってしまった。そのなか、菅澤選手とわたしのところで相手のセンターバックと裏のスペースで勝てるシーンがあたのでもう少し早く突ければと思う。

Q:得点シーンについて。
A:相手DFラインの裏を突こうとハーフタイムで話しがあった。何度も狙っていたところ、栗島選手からボールが出てくると思ったので思い切って蹴ることができた。

Q:ベレーザに対してどう攻略していこうとしましたか?
A:今シーズンのリーグでもそうだが、前からハメにいって、ベレーザのアンカーのところでボールを取り切るところや、相手がロングボールを蹴っても高さがあるので後ろで跳ね返せる。その意味からも前からハメていこうと意識をした。
またベレーザには上手な選手が多いので個で負けないようにして試合に入った。

Q:後半3点取れた理由は?
A:自分たちがポゼッションするなかでもより前に行こうとした。
前線の菅澤選手やわたしのところをどんどん狙っていこうとチームとして共有できた。

Q:2トップの距離感はいかがでしたか?
A:ターゲットが2枚になることは相手にとって脅威になれればと考えていた。
菅澤選手の近くでプレーすることを意識していた。ボールが入ったとき、サポートしながら、競って勝てるので、スペースを狙うことを互いに意識しながら、プレーできた。
前半、決めきれていればよかったが、後半、この形をより意識して、点につながったことは今後につながる。

Q:追いついたあとの失点はもったいなかったですが。
点を取ったあと、気を付けなければならないのはわかっていた。相手の勢いとこちらの疲れでもうひと踏ん張りできるチームにならなければならない。
自分自身もプレーで見せるというか……、戦う姿をチームのモチベーションに変わればいいなと思った。


《南萌華》
Q:同点に追いついたものの、すぐに失点してしまった要因は?
A:チームとしては得点したあとは気を引き締めていこうと声をかけていた。4失点目は自分の対応で早くスライディングしてしまった。
相手選手が余裕をもって中にクロスをあげる状況を作り出せてしまった。自分の対応のミスからの失点だった。チームには申し訳ない。得点のあとの失点は守備としては気を付けなければならない。
これからチームとして勢いがつくので、それだけに失点を防ぎたかった。チームとして、個人としても反省しなければならない点だった。

Q:もう少しボールを落ち着かせたかったと思いますが、どういったところが必要でしたか。
A:ゲームが始まってから、相手がプレスをかけてくるのはわかっていた。
前の2枚がしっかりキープできた時間帯が長かったので、ブルドアップもそうだが、前で起点にして攻撃、守備を始めることをより明確にしてトライできていた。
私たちがいつも行うポゼッションサッカーだけでは勝てない試合はある。違う形として取り組み、きょうのような戦い方ができたことでバリエーションは増えた。そうしたチャレンジはできたことは良かった。

Q:反省、課題を挙げていましたが、足りなかった部分は?
A:単に失点が多かった印象。攻撃陣は戦って点をたくさん取ってくれたが、4失点はチームを勝たせられなかった要因。守備面でできることはあったと試合後、感じるところはあった。また試合をきっかけに成長できればと思う。

Q:来季については。
A:リーグ優勝でき、皇后杯は優勝できなかったがチームは成長している確信はある。チームとしてレベルアップし、来年の.WEリーグの全体でレベルアップできればいいと思う。

Q:きょうは左SBに遠藤選手が起用されました。最終ラインでの連係はどうでしたか?カバーする範囲が広かった印象でしたが。
A:チームとスタイルとしてもともと守備範囲は広いので、きょうの試合が特別、カバーする範囲が広かったわけではない。遠藤選手はスピードもあり、1対1が強いので、安心して人にプレッシャーをかけてもよいと声をかけプレーできた。
遠藤選手が人に強くいってくれたぶん、後ろをカバーしてスペースができないようにカバーできた。形としてはうまくいった。

Q:皇后杯はキャプテンマークを着けてプレーしましたが、リーダーとしての意識は変わりましたか?
A:チームでもそうだが、若いからといってチームのなかに紛れてしまってはチームは強くなれない。
センターバックで全体が見える位置。個人として、チームの中心として自覚をもって戦いたい。
皇后杯でキャプテンマークを着けさせてもらったぶん、なおさら余計に勝たせたかった。この気持ちを忘れず、来年、プレーでもリーダーシップの面でも成長したい。

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