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試合レポート|2018プレナスなでしこリーグ第1節・ノジマステラ神奈川相模原戦=見どころ|レッズプレス!!

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2018プレナスなでしこリーグ第1節・ノジマステラ神奈川相模原戦=見どころ

目標は14勝。なでしこリーグ、いよいよ開幕

いよいよプレナスなでしこリーグが開幕する。昨季、リーグ3位となったものの、日テレ・ベレーザ、INACK神戸レオネッサに水を開けられた浦和レッズレディース。

今シーズンは多くゴールを獲り、上位2チームに肉薄し、タイトル奪取を目指す。

浦女を超攻撃スタイルへ。この構想を指揮官はずっと温めていた。

昨年12月21日、レッズプレス!!のインタビューで石原孝尚監督は「攻撃の作りの部分では80%まで近づいている。あとの20%の要素がそろえば、得点は決まりだす」とし、その理想型を「攻撃面で相手が分かっていてもこちらが点を取る」とした。

つまり、相手が「浦和側がこう攻めるだろう」と分かっていても、力技でゴールを奪うというもの。

その構想の一端が垣間見られたのが2月、千葉で行われたなでしこ交流戦。

出場メンバー、布陣などを記すことが許されず、伝えることができなかったが、2月17日での韓国KWリーグ・国民体育振興公団戦、ノジマステラ神奈川相模原戦では4−4−2あるいは3−4−3でテストしながら、FWの白木星を左MFで同じくFWの清家貴子を右SBでそれぞれ起用。相手のコンディションもあるが、2試合通じて10得点。失点ゼロと完ぺきな展開。

さらに新加入のMF佐々木繭がボールを拾いまくり、味方につなげるその汗かきぶりが見事に功を奏し、チームメイトの信頼を勝ち得た。

石原監督の考えが結果という形になるなか、主将の柴田華絵は今月12日のなでしこ開幕記者会見で「毎試合、点をたくさん取れることを目標に優勝を目指したい」と胸を張った。

「優勝したい」から「優勝できる位置まで近づいている」。

このマインドへ変わりつつあるなか、石原監督は「14勝はしたい」と語った。リーグ優勝を見据えて18試合中、14勝、勝点「42」を目安としている。

昨季、3連覇した日テレ・ベレーザは15勝2分け1敗=勝ち点「47」であることを考えれば、なかなか強気な数字。と同時に上位2チームから勝ち点をもぎ取るという堂々の宣言でもある。

開幕戦の相手はノジマステラ神奈川相模原。昨季はリーグ2戦2勝と分は良いが、データに惑わされず、邁進し、1勝、1勝を拾うのみ。

超攻撃と積極的守備でまずは開幕戦を勝ち取る。


(佐藤亮太)


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