0-3から追いつき、カップ戦初代女王に輝く

10月1日(土)、日テレ・東京ヴェルディベレーザとのWEリーグカップ決勝戦が味の素フィールド西が丘で行われ、三菱重工浦和レッズレディースが3−3、PK4−2で初代カップ戦女王に輝いた。

《スタメン》
GK福田史織
DF水谷有希・高橋はな・石川璃音・佐々木繭
MF清家貴子・塩越柚歩・柴田華絵・猶本光・安藤梢
FW菅澤優衣香

《交代》
66分:水谷→DF西村紀音

《得点》
25分:植木理子(東京NB)
29分:植木理子(東京NB)
72分:村松智子(東京NB)
75分:清家貴子(浦和)
76分:安藤梢(浦和)
84分:菅澤優衣香(浦和)

≪PK戦≫
1st 東京NB〇 浦和〇
2nd 東京NB〇 浦和〇
3rd 東京NB× 浦和〇
4th 東京NB× 浦和〇


浦和ボールでキックオフ。7分、ディフェンスラインから丁寧にビルドアップを図り、左サイドから中央のパスを入れると菅澤がファーストシュートを狙う。

全体をコンパクトにすることで攻守の切り替えを速めて、浦和が有利となる展開。23分には水谷のパスを受けた佐々木がスペースに走り込んでゴールを狙ったが、シュートは相手GKに抑えられた。

先制点をモノにしたのは東京NB。25分、手薄になった浦和の右サイドからクロスを上げられ、シュートを打たれる。一度クロスバーに当たるが、それを植木理子に押し込まれてしまった。その4分後には高橋のパスが引っかかり、そのままシュートを捻じ込まれた。

チャンスを生み出している回数が多いのは浦和だった。しかし、2点のビハインドに。

44分には柴田が粘り敵陣深くて起点を作ると、清家がシュートシーンにまでもっていくが得点にはつながらず、0−2でハーフタイムを迎えた。

反撃に出たい浦和は、48分に猶本が鋭いシュートを放つと、53分には後方からの浮き球をまたしても猶本がボレーシュートを放つが、相手GKにファインセーブに遭ってしまう。

73分にはフリーキックのこぼれ球をつながれて失点。手痛い3失点目となったが、途中、[4−2−3−1]から清家と菅澤を前線に配置する[4−4−2]へとシフトチェンジしたことが吉と出る。

スピードとパワーを前面に出し、東京NBの背後を執拗に狙った。すると75分、約40メートルの距離を清家がドリブルで持ち運び、そのまま右足を大きく振り抜きシュートを決めると、イケイケムードの浦和は1分後に安藤のシュートで1点差とする。84分には、相手のハンドで得たPKを菅澤がきっちりと決め同点に追いついた。

安藤は「スペースができた時に前の選手のスピードを生かす。自分たちの強みだと確認できた。カップ戦でも点が取れたことで意志統一できたことは収穫」と語った。

押し込む時間が続くが3−3のまま、決着はPK戦へともつれ込んだ。

浦和は1人目の菅澤、2人目の塩越、3人目の猶本が成功。東京NBは3人目がクロスバーにシュートを当てて失敗。また4人目を福田が止めると、浦和の4人目となった清家がしっかりと決め、見事、初代女王に輝いた。

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WEリーグカップ決勝・日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦=試合経過

0-3から追いつき、カップ戦初代女王に輝く

10月1日(土)、日テレ・東京ヴェルディベレーザとのWEリーグカップ決勝戦が味の素フィールド西が丘で行われ、三菱重工浦和レッズレディースが3−3、PK4−2で初代カップ戦女王に輝いた。

《スタメン》
GK福田史織
DF水谷有希・高橋はな・石川璃音・佐々木繭
MF清家貴子・塩越柚歩・柴田華絵・猶本光・安藤梢
FW菅澤優衣香

《交代》
66分:水谷→DF西村紀音

《得点》
25分:植木理子(東京NB)
29分:植木理子(東京NB)
72分:村松智子(東京NB)
75分:清家貴子(浦和)
76分:安藤梢(浦和)
84分:菅澤優衣香(浦和)

≪PK戦≫
1st 東京NB〇 浦和〇
2nd 東京NB〇 浦和〇
3rd 東京NB× 浦和〇
4th 東京NB× 浦和〇


浦和ボールでキックオフ。7分、ディフェンスラインから丁寧にビルドアップを図り、左サイドから中央のパスを入れると菅澤がファーストシュートを狙う。

全体をコンパクトにすることで攻守の切り替えを速めて、浦和が有利となる展開。23分には水谷のパスを受けた佐々木がスペースに走り込んでゴールを狙ったが、シュートは相手GKに抑えられた。

先制点をモノにしたのは東京NB。25分、手薄になった浦和の右サイドからクロスを上げられ、シュートを打たれる。一度クロスバーに当たるが、それを植木理子に押し込まれてしまった。その4分後には高橋のパスが引っかかり、そのままシュートを捻じ込まれた。

チャンスを生み出している回数が多いのは浦和だった。しかし、2点のビハインドに。

44分には柴田が粘り敵陣深くて起点を作ると、清家がシュートシーンにまでもっていくが得点にはつながらず、0−2でハーフタイムを迎えた。

反撃に出たい浦和は、48分に猶本が鋭いシュートを放つと、53分には後方からの浮き球をまたしても猶本がボレーシュートを放つが、相手GKにファインセーブに遭ってしまう。

73分にはフリーキックのこぼれ球をつながれて失点。手痛い3失点目となったが、途中、[4−2−3−1]から清家と菅澤を前線に配置する[4−4−2]へとシフトチェンジしたことが吉と出る。

スピードとパワーを前面に出し、東京NBの背後を執拗に狙った。すると75分、約40メートルの距離を清家がドリブルで持ち運び、そのまま右足を大きく振り抜きシュートを決めると、イケイケムードの浦和は1分後に安藤のシュートで1点差とする。84分には、相手のハンドで得たPKを菅澤がきっちりと決め同点に追いついた。

安藤は「スペースができた時に前の選手のスピードを生かす。自分たちの強みだと確認できた。カップ戦でも点が取れたことで意志統一できたことは収穫」と語った。

押し込む時間が続くが3−3のまま、決着はPK戦へともつれ込んだ。

浦和は1人目の菅澤、2人目の塩越、3人目の猶本が成功。東京NBは3人目がクロスバーにシュートを当てて失敗。また4人目を福田が止めると、浦和の4人目となった清家がしっかりと決め、見事、初代女王に輝いた。

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