(有賀久子)

[高円宮妃杯U-15]三菱重工浦和レッズレディースシ?ュニアユースが、2019年シーズン以来の優勝!嬉し泣きの決勝に!
12月27日(土)、三菱重工浦和レッズレディースシ?ュニアユースは『高円宮妃杯 JFA 第30回全日本U-15女子サッカー選手権大会』の頂点に立った。
11時キックオフ。レッズレディースシ?ュニアユースは2年連続の決勝進出を果たし、INAC神戸レオネッサのアカデミーチームであるINAC神戸テソ?ーロと対戦した。
前半、テソ?ーロのプレスに面を食らった印象のなか、21分、テソ?ーロは右サイドでボールを奪うと、テソ?ーロFW青木唯奈がチームメートと協力し、ボールを奪取。そのままの勢いで、ボックスの角から左足を振った。レッズレディースシ?ュニアユースは先制点を奪われる。前半はこのまま、0対1で終える。
勝負は、後半の40分間へ。後半開始の直後だった。42分、相手のクリアボールを前向きにMF仙石みのりがおさめ、切り返して、前進。マークが集中したところで、ボックスの左にフリーで入ってきたキャプテンMF増田彩衣里へラストパス。増田は、ダイレクトで右足でシュート。見事にゴールネットを揺らした。1対1、同点に追いついた。
後半は、レッズレディースシ?ュニアユースの出足が良くなった。攻守の切り替えも素早く、テンポが上がった。トップチームを彷彿とさせるサッカーが展開された。
73分、MF片岡菜葉による左サイドのクロスにゴール正面で頭で合わせたのは、1トップのFW徳生花音。キックオフから、得点の機会をうかがいながら、少ないチャンスをモノにした。2対1、待望の逆転弾が生まれた。
あとは、勝ちきるだけ。最後の最後まで、選手たちは走り、球ぎわに厳しく、ゴールに矢印をむけてプレーし続け、アディショナルタイム3分。自陣ゴール前で耐えきり、試合終了の笛が鳴った。

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