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[皇后杯]三菱重工浦和レッズレディース、皇后杯優勝おめでとう

(有賀久子)



[皇后杯]三菱重工浦和レッズレディース、皇后杯優勝おめでとう

写真:©URAWA REDS

全ては去年の、ヨドコウ桜スタジアムで流した涙から始まっている。あれから1年。三菱重工浦和レッズレディースは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会を優勝で飾った。

浦和は5回戦から登場し、AC長野パルセイロ・レディースに2対0で勝利し、この道を歩き出した。ノジマステラ神奈川相模原に1対0、INAC神戸レオネッサに4対1、香川、京都と遠征試合を制し、そして、きょう1月25日(土)、広島の地でアルビレックス新潟レディースと対戦した。

開始11分で高橋はなが先制点を奪うも、28分に追いつかれ、90分、120分でも決着つかず、浦和は前大会に続き、PK戦に挑んだ。そして池田咲紀子が止め、自らもキッカーを務めてきっちりと決め、2度目の皇后杯優勝をチームにもたらした。



池田にとって、この皇后杯は、メンタルが試された大会だった。

昨年12月8日(日)、サンフレッチェ広島レジーナとのクラシエカップ準決勝で、PK戦の末、浦和は敗れた。池田自身も認めるミスで、失点があった。敗退の悔しさを癒す時間もないまま、中2日で迎えたWEリーグでゴールマウスを守ったのは、池田ではなく、福田史織だった。“次は、史織で行く”。そう楠瀬直木監督から伝えられたそうだ。

皇后杯5回戦は、このわずか1週間の中に起こる出来事だ。

12月15日(日)、5回戦のピッチには再び池田が起用された。守護神としての強い自覚をもって臨み、2対0の完封勝利。試合後、池田は「(リハビリで)残っている人たちとか、怪我をしている人たちも、勝ち残っていけば、残っていくだけ、そこに出ていくチャンスもあるので、そういう人たちのためにも」「クラシエカップで悔しい思いをしたし、皇后杯は去年、悔しい思いをしているので、しっかりと優勝まで繋げたい」と話していた。その言葉通り、準決勝で1年ぶりに猶本光の復帰が見られ、優勝にも導いた。

守護神・池田咲紀子。また1つ、大きなストーリーの主人公になった。



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