(有賀久子)
遠藤優、何か自分らしさを出せるような試合にしたい
韓国女子代表戦をあすに控え、三菱重工浦和レッズレディースの遠藤優が取材に応えた。
《遠藤優》
縦に思いきり走って、アクションを起こして、味方のスペースを作ったりとか、裏に抜け出してチャンスメイクする部分を出していきたいですね。
守備は、レッズは前からプレッシャーをかけて、ボールを取りきるシーンが多いので、とにかく前にプレッシャーに行くんですけど、なでしこジャパンも前から行くんですけど、無理な時はまず、サイドバックは最終ラインなので、自分の裏のスペースを埋めて、ということは言われました。そこが1つの違いかなと思ったのはあります。
攻撃は、割と自由にやらせてもらって、オーバーラップだったりとか、裏に走り出したりとか、ポジティブな声掛けをもらったので、そこはそんなに変わらずに出来ました。結構、レッズは、私が高い位置をとって、ボランチが落ちてきて、みたいな、流動的なポジショニングをとったりするんですけど、なでしこジャパンは私が受けて、さばいて、とみたいなのも多かったので、そういうポジショニングを教えてもらいました。
サイドハーフにスペースを作ってあげたりとか、FWに落ちてくるスペースをあけてあげたりとか、そういうのを学んだので、試合でも出せたら良いなと思います。韓国はアグレッシブというか、削りにきてでもボールを取るイメージで、スカウティングでもそういうシーンは何回かあったので、とにかく球離れを早く、トラップやパスを正確に、繋いでいきたいと思います。
あした、出番があったら、一番は自分のプレーを出す、消極的にならない。たぶん、緊張すると思うんですけど、それで萎縮するのではなくて、どんどんと声を出して、ポジティブなプレーをしていきたいと思います。最初から出たら、まずは簡単に自分の流れを掴むまで進めていって、そこから流れを掴んでいきたいし、途中から出るとしても、たぶん、後半からだと思うんですけど、長くて45分しかないので、とにかく自分のスタミナを、出来る限り、出しきって、45分でも、5分でも、10分でも、何か自分らしさを出せるような試合にしたいと思います。
10月26日(土)14時20分キックオフ
韓国女子代表戦
東京・国立競技場
チケット販売中