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浦和レッズレディースニュース|清家貴子、個人としてはもっとドリブルで、1人で切り崩していけるようなプレーも|レッズプレス!!
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清家貴子、個人としてはもっとドリブルで、1人で切り崩していけるようなプレーも
(有賀久子)
清家貴子、個人としてはもっとドリブルで、1人で切り崩していけるようなプレーも
66分に選手交代があり、清家貴子がピッチに立った。清家は、清水梨紗との交代で、3-4-3の、4の右のワイドを務めた。「なかなか最終ラインに入ることは、リーグを通してないし、代表だけ。それにきょうは、攻撃のセットプレーの時に最終ラインに自分が残る形で、自分でも、かなり新鮮でした。ちょっと緊張はしましたが、本番もあるかもしれないので、慣れておいて良かったです」と振り返る。
WEリーグ得点王の清家が、ゴールに遠い位置にいるのは少々物足りないが、長谷川唯との連係で深い位置まで入ってクロスを上げるシーンもあり、ワンチャンスを生かす集中力と決定力が求められる。短い時間ではあったが、何度も高い位置まで走りこんでいった。
清家は「練習でもやっていたし、攻撃の部分で、自分の良さをガンガン出していければ良いかなと思って入りました。相手も1枚少ない中で、自分たちが攻めこむのは分かっていました。もちろん、守備でスキを見せないことは大前提に置きつつ、攻撃の部分で良さを出していければと思っていました」と話す。
本番にむけては、あとはコンディションだという。「これからだな、と思います。コンディション的には、まだまだだなという感じがありますね。ただ、この前の宮崎との試合。今回のガーナとの試合で、どんどんどんどんステップアップというか、コンディションは徐々に徐々に上がっているのが、自分でも分かるので、フランスに行って、また1個、ギアを上げられたらな、という風に思っています」とスケジューリングをイメージする。
本大会で、今回のポジションについた場合、素早い帰陣も求められる。「きょうは、守備でスピードを持って帰るというシーンが少なかったので、体力的には全然、大丈夫でしたが、本番になったら、さらに速いストライカーが出たり、守備の部分での負担も大きくなると思うので、自分の身体というか、やっぱり、コンディションが一番なので、上げていきたいなという風に思っています。きょう、ゴールやアシストに繋がらなかったのは悔しいですけど、攻めの姿勢というのは見せられたんじゃないかなと思いますし、(きょうの良いクロスは)本番でも、見せたい。コンビネーションで崩したり、ユニットで崩すというのが、このチームの強みだと思うので、楽しいところですし、個人としては、もっとドリブルで、1人で切り崩していけるようなプレーがもっともっと出せたら、チームとしてのパターンも増えるんじゃないかなと思っています。自分自身、相手がちょっと疲れていたというのもありますけど、ドリブルで仕掛ける場面も作れたので、そこは自信になりました」と振り返った。
WEリーグ得点王の誇りを胸に、堂々とオリンピックの舞台へと向かってもらいたい。最後に見せた笑顔は、とても頼もしかった。
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