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浦和レッズレディースニュース|石川璃音、バックアップメンバーとしての役割|レッズプレス!!
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石川璃音、バックアップメンバーとしての役割
(有賀久子)
石川璃音、バックアップメンバーとしての役割
パリ・オリンピックに挑む日本女子代表[なでしこジャパン]は大会にむけて始動し、きのう10日(水)、プレナスなでしこリーグ1部で首位を走るヴィアマテラス宮崎を迎え、千葉県内で30分×3本のトレーニングマッチを行った。
試合は1対0、3対0、1対0と合計5対0で、なでしこジャパンが勝利。だが、その内容は満足できるものではなかった。特に1本目は、相手の出方を見たところもあるが、シュートを何度も打たれ、CKなどセットプレーの機会を与えてしまった。試合の中での修正を図れなかった点を課題として、13日(土)に控えるガーナ戦に繋げていく。
今回、最終登録メンバーに選出されたのは、三菱重工浦和レッズレディースからは、DF高橋はなと、今夏よりブライトン(イングランド)完全移籍が決定したMF清家貴子が選出された。DF石川璃音がバックアップメンバーとして名前が呼ばれた。石川は、この日のトレーニングマッチにも出場し、連係を高めた。
きょう11日(木)、取材に応じた石川は、こう話した。
「(今回、バックアップメンバーとしての選出となったが)バックアップメンバーでも、メンバーに変わりはない。金メダルを獲れるように全力を尽くすだけ。(発表は)秋田の実家にいた。発表前、地元・秋田で会った友達からは「まだ分からないけれど、頑張ってね」と言われたり、発表された後も「(バックアップメンバーに選ばれたことは)すごいことだよ」と言われて、嬉しかった。でも、自分自身、悔しさはあった。『気持ちを切り替えなくちゃ』と思っても、ふとした時に(悔しさが)浮かんでしまい、思い出してしまったこともあった。でも、始まったからには、自分のやれることをやるだけだと思う。応援してくれる人のために頑張りたい。バックアップメンバーに入って、悔しい思いをしたからこそ、その後、大きな選手になったと思ってもらえるように、良い経験に繋げたい。また、この経験をしたからこそ、分かることがあると思うし、そのチャンスだととらえている。そこはプラスに受けとめたい。(初めての五輪だが)オリンピックは、多くの選手が戦う場所。さまざまな競技で戦う選手と同じ日本代表として臨めることは、そうはないこと。4年に1度のオリンピックなので、大事に過ごしたい。(バックアップメンバーとしての役割は)バックアップメンバーだからこそ、まずは常に良い準備をしなければならない。ケガは絶対にしちゃいけないことだが、(急きょ、ケガ人が出た場合には)すぐに出られる準備をしなければならない。今のところ、どこまで同行できるか分からないが、チームと一緒に行動ができるので、チームメイトの心の支えになったり、ピッチを離れたオフのところでも仲間に貢献できるようにしたい」
(取材協力:ライター佐藤亮太)
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