(有賀久子)
高橋はな、MCマイクを使って……?個性あふれるWEリーグアウォーズ
2023ー24WEリーグアウォーズ内に設けられた年間表彰式では、チーム(一部選手を除く:猶本光、安藤梢、菅澤優衣香、岡村來佳、渡邉莉沙子、藤崎智子)で登壇した。高塚映奈に始まり、1人1人、名前を呼ばれると、パフォーマンスを見せて、今シーズンも個性をのぞかせた。
?田春奈チェアから、賞金2000万円と優勝トロフィーが贈呈。そして、今回のMCを務めた、浦和レッズOBの槙野智章さんがインタビュアーとなり、柴田華絵キャプテン、栗島朱里副キャプテンにマイクが向けられた。そこで、連覇の要因を問われ、柴田は「このチームの一体感は、日本一。ファン・サポーターの力も日本一だと思う」と話した。
その時、高橋はながマイクを要求。「少しだけお時間を頂きます」と話し始めると、あの“シン・森脇芸”が飛び出した。関係各位にシーズン終了の御礼を伝えると共に、チームで槙野さんを巻きこんだパフォーマンスを披露した。「私たちも、これからもっともっと日本の女子サッカー界を引っ張っていけるように、レッズレディース全員で、しっかり頑張っていきたいと思います。そして、より愛されるチームになるために、みんなで頑張っていきましょう」とチームの結束を確かめ合った。
また、優秀監督賞を受賞した楠瀬直木監督は、監督と選手の関係性などを問われると、“(選手に)きょうの戦術は何?と聞いているぐらいだ”と冗談ではぐらかしていたが、来シーズンの目標という問いには「照れくさいですけど、ここに立つのは良いな、と思っているので。それをネット越しに見るようになったら寂しいなと思うので、また、ここに帰ってきたい。帰って来ようね」と、“娘”のように信頼し、時に厳しく見守る選手に声を掛けた。
3年連続フェアプレー賞を受賞したチームを代表して、水谷有希がステージへ。インタビューで「(フェアプレーにおいて意識していることは)決められた時間を守るとか、フェアにサッカーをするとか」と挙げた。槙野さんが思わず、決められた時間を守るとは?と質問したが、その答えは、あす6月8日(土)からのアーカイブ配信でご確認頂きたい。
得点王は、20ゴールの清家貴子。ゴールの要因は「後ろの選手から守って、しっかり繋いで、自分のところにパスが来るので、それを決めるだけ。(参考にしている選手は)安藤梢選手。(どんな教えを?)シュート練習にいつも付き合ってくれたり、いろいろなコツを、ここでは言えないような(笑)、教えてもらっている。来シーズンから、海外のチームでプレーするので、日本にも、たくさん、自分の名前が届くように活躍したい」と意気込みを口にした。
ベストイレブンには、最多5名が選出。槙野さんとWEリーグコミュニティーオーガナイザーの海堀あゆみさんがそれぞれに質問。是非、こちらも配信のチェックポイントだ。