（有賀久子）
きょう「1月10日」は『110番の日』ということで、浦和警察署は14時から、JR浦和駅東口・ロータリーにて、110番通報の適正利用＆交通事故防止キャンペーンを実施し、三菱重工浦和レッズレディースの清家貴子が一日警察署長を務め、活動に協力した。
キャンペーンに先立ち、同署では一日警察署長委嘱状の交付があり、署長：清家貴子が誕生。これまで浦和レッズ・浦和レッズレディースでは、西川周作が浦和東警察署の防犯キャンペーンに参加したり、柴田華絵や猶本光、高橋はなも埼玉県内の各警察署で一日警察署長を務めた経験がある。
移動の車中で習ったばかりという敬礼を、堂々と披露した清家は、110番の誤発信や緊急性のない電話があると挙げ、「（そうした連絡を）控えて頂くことによって、本当に大切な連絡を受けとることができると伝えにきました」と語りかけた。
その後、街行くホームタウンの方々に、資料やクリアファイルを配布したり、記念撮影に応じた。このキャンペーンには、交通安全協会・浦和支部、さいたま市浦和区の交通指導員の皆さんも参加し、110番の正しい利用や交通事故の防止を促した。
キャンペーンを終えて、清家は「このような格好良い礼服を着させて頂いたり、敬礼など、普段できないような、自分としても大切な体験をさせて頂いた。たくさんの方に来て頂き、110番の日を知って頂けたのかな、と思うので良かった。（浦和の街の方々に）大切なことを呼びかけられたのかな」と手応えを話した。
埼玉県内で1日に寄せられる110番の通報は、約2000件。そのうちの約2割は『緊急ではない相談』や『間違い』などがあるという。浦和警察署では、110番は事件・事故の『緊急回線』であり、緊急ではない相談などは、最寄りの『警察署』か『＃（シャープ）9110』までお願いしますと伝えている。
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