(佐藤亮太)
オーストラリア・ニュージーランド共同開催の女子ワールドカップ。決勝トーナメントに進出した日本女子代表・なでしこジャパンはベスト8にむけ、ノルウェー女子代表と対戦した。
試合は前半15分、宮澤ひなたのクロスがノルウェーのオウンゴールを誘い、日本が先制。しかし5分後の20分、右サイドのクロスから頭で決められ、同点に追いつかれ、日本、今大会、初失点となった。
追加点が欲しい日本は後半5分、ペナルティエリア内でパスカットした清水梨紗(ウエストハム・イングランド)が流し込み、2点目を挙げた。
その後、ノルウェーは選手交代などを交え、攻勢に出るなか、35分、スルーパスを受けた宮澤(マイ仙台)が冷静に決め、3点目。ノルウェーを突き放した。
試合は3‐1で日本が勝ち、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。
池田太監督はフラッシュインタビューで「きょうの試合はタフになると予想していた。ノルウェーもストロングを生かしてきたが、選手全員がハードワークしてくれた。
最初は攻めの糸口を見つけられなかったが、後半、修正をして追加点ができ、勝利することができた」と総括した。
なお三菱重工浦和レッズレディースからは高橋はなが先発フル出場を果たした。
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