オーストラリア・ニュージーランド共同開催の女子ワールドカップ1次リーグC組の日本女子代表・なでしこジャパンは第3戦でスペイン女子代表と対戦した。
三菱重工浦和レッズレディースからはコスタリカ女子代表に続き、猶本光が先発。そして高橋はなが今大会初出場初スタメンを果たした。
劣勢が予想されたなでしこジャパンだが、12分、宮澤ひなた(マイ仙台)のゴールを皮切りに、29分、カウンターから植木理子(東京NB)、40分にも同じくカウンターからふたたび宮澤が決め、3得点をあげ、折り返す。
前半同様、後半もスペイン女子代表にボールを握られながらも、なでしこジャパンはシュートを打たせない守備で対抗。危なげない試合運びを続けた。
また82分、スローインを受けた田中美南(I神戸)がそのまま進入し、シュート。これが決まり、4点目とトドメを刺した。
試合は宮澤の2ゴール1アシストの活躍で4-0で完封勝利。C組1位突破を決めた。
試合後のフラッシュインタビューで池田太監督は「我々がやってきたことをしっかり出していこうと。守備のコンパクトさなど積み上げたものを出していこうと話した。(前半3得点あげられたのは)粘り強く守備をしながら、カウンターでうまくスペースをつかえてよかった」勝因を語った。
なお、ラウンド16に勝ち進んだなでしこジャパンは8月5日にノルウェー女子代表と対戦する。
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