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浦和レッズレディースニュース|2022‐23WE LEAGUE AWARDS開催。ベストイレブン5選手。森脇芸のさらなる昇華。MVP安藤梢「年齢は数字だというところをまだまだ証明したい」|レッズプレス!!

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2022‐23WE LEAGUE AWARDS開催。ベストイレブン5選手。森脇芸のさらなる昇華。MVP安藤梢「年齢は数字だというところをまだまだ証明したい」

(佐藤亮太)



写真提供:WEリーグ

まさに浦和尽くしとなった。

WEリーグは東京都内でWEリーグアウォーズが開催され、各賞が発表された。

優勝クラブの三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)には賞金2000万円と優勝トロフィーが贈呈された。受賞には楠瀬直木監督はじめ、全28選手が登壇した。

主将の柴田華絵は「ここに立てて嬉しい。昨年、優勝できなったので、嬉しかった」と話せば、長期離脱から復帰した副主将・高橋はなは「ケガしてしまって、なかなかプレーでの貢献が難しかった。そのなかチームのみんなが頼もしくて、たくさん点を決めてくれて、試合でしっかり勝ってくれてわたしもリハビリに専念できた。試合に出た選手、出られなかった選手、頑張る姿により気持ちを引き締めて、最終節に間に合ってよかった」とともに、みずから継承した森脇芸について言及。

「そこ(森脇芸)をやるために、1年間やってきた。最後にしっかり成功できたというか、うまくいったのはよかったが、まだまだ完成度はあげられるので、もっと厳しくやっていきたい」とさらなる追求・昇華を誓った。

優秀監督賞に 浦和 楠瀬直木監督が選ばれ、賞金20万円とガラス製のタテが贈られた。

いつもはキャップにジャージ姿だが、ネクタイに背広姿の指揮官は「選手とスタッフのおかげで優勝させてもらった。優秀なのかどうなのか・・・東京NBの竹本監督、I神戸の朴監督といった優秀な指導者がいるので、これを糧に頑張れるかなと思う」と殊勝なコメント。

また優勝の要因について「メンバーに惜しくも入れなかったり、ベンチを温めていたり、タイミングで出られなかった選手たちが練習でバチバチやってくれたので感謝したい」と答えた。

フェアプレー賞は2年連続2回目 浦和。ガラス製の盾と賞金100万円が贈られた。

代表して登壇した塩越柚歩は「チーム全員で目標に掲げてきた。受賞を光栄に思う」と語った。

ベストイレブンには今季リーグ上位3チームから選出され、浦和からはDF安藤梢・DF石川璃音・MF柴田華絵・MF清家貴子・MF猶本光の5選手が選ばれた。

《安藤梢》

「自分のサッカー人生のなか、DFでベストイレブンをもらえるとは思ってもみなかった。嬉しいとともに驚いている。いつも若い選手にミスをしたあとには気持ちを切り替えろと喝を入れるがDFをやっているなかで自分がミスをして失点したときにはリトル梢がすごく落ち込んでいるなか、若い選手から喝をいれてくれたり、点を奪い返してくれたりしてくれた。こうした賞をもらえた。みんなありがとう」

《石川璃音》

「いつも励ましてくれる仲間、日々、アドバイスしてくれる仲間がいたから。みんなありがとう!」

《猶本光》

「シーズン始まったころには、この日のことは想像できなかった。

みんなで一戦、一戦、戦って、必死に勝点を積み重ね、みんなで成長してきた結果、この賞につながった。チームメイト、スタッフのみんなに感謝したい。ありがとうございます」

《清家貴子》

「ここまで成長させてくれたチームメイト、スタッフに感謝したい。ありがとうございます」

《柴田華絵》

「素晴らしい賞をもらえて光栄に思う。チームメイトに感謝している」

またI神戸からはGK山下杏也加・DF守屋都弥・FW 田中美南(I神戸)東京NBからMF木下桃香・藤野あおば・FW植木理子(東京NB)それぞれ3選手が選出された。(布陣は3‐5‐2)

そして注目のMVPには安藤梢が選ばれた。

驚いた表情を浮かべたまま、マイクの前に立った安藤は「えっと・・・信じられない気持ち。ベストイレブンをいただいただけでも光栄なことで・・・まさか自分がMVPとは考えておらず、驚いている。WEリーグができて、女子プロリーグができて、浦和レッズレディースで優勝することが新たな目標になった。女子のサッカーをプロ化してくれたみなさんの力、尽力に感謝している。40歳のわたしにも新たな目標を与えてくれてありがとうございます。年齢は数字だというところをまだまだ証明したい」と答えた。

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