コスタリカで開催されたU-20女子ワールドカップで、U-20女子日本代表・ヤングなでしこが準優勝という結果を収めた。
この大会に三菱重工浦和レッズレディースから選出されたGK福田史織、DF石川璃音、FW島田芽依の3選手が準優勝報告会に登場した。
挨拶に立った3選手はそれぞれの思いを語った。
©URAWA REDS
《福田史織》
「初戦しか出られなかったが、無失点で勝てたことは大きく、チームに良い流れをもってこられたことは良かった。
ベンチから見て、世界で戦う上で足りないところがあった。悔しさをバネにこのチームで成長し、活躍したい」
《島田芽依》
「金メダルをもってこられなかったことはホントに悔しい。
試合に出場して成果や課題を持ち帰ることができた。
この経験をいかして、レッズレディースの選手としてチームのために走り、チームのために点が獲れる選手に成長したい」
《石川璃音》
「同じ世代の海外の選手と戦い、いまの自分のレベルがどこにあるのか、そしてもっと強くならないといけないと感じた。特にフランス、スペインの選手は印象的。決定力があり、どんなボールでもキープしてしまい、ひとり、ふたりと守備にいってもひとりで打開できる選手だった。
素晴らしい同じ世代の選手と戦えたことで、刺激をもらった。そして負けてられないと感じた。
またいつか戦った海外の仲間と試合し、今度は自分が圧倒できるように頑張りたい。悔しさを忘れず…次はW杯の舞台で活躍できるようになりたい。
この三菱重工浦和レッズレディース、日本で最高の先輩たちから多くのことを学び、必要となる存在になり、試合に出られるようにしたい。最高で最強のセンターバック・璃音と呼ばれるように頑張ります」
挨拶を終えた3人に花束贈呈のサプライズ。
福田にはGK池田咲紀子。島田にはFW菅澤優衣香。石川にはDF高橋はなからそれぞれ手渡された。
3選手が口をした次なる目標は、なでしこジャパン入り。
そのためにまずはベンチ入り、そしてスタメン獲り。
『若き戦士よ 世界の経験を胸に 浦和で輝け』
ゴール裏から掲げられた横断幕通りの活躍が求められる。
※なお、GK福田、FW島田はベンチ入りしている。
・・・・・・