(有賀久子)



待望のローリーにWE初得点!3対1で勝利!年内最後のWEリーグ

11月30日(日)以来の公式戦、2025/26 SOMPO WEリーグの第14節がホーム浦和駒場スタジアムで行われた。アルビレックス新潟レディースを迎えての一戦は、開始3分に試合が動く。

ゴールに近い位置で、丹野凜々香が相手よりも先にボールに触れ、島田芽依に預けると、すぐに前を向く。島田も、巧みにボールをおさめ、絶妙のタイミングでラストパスを送った。丹野は冷静にシュートを放ち、先制に成功した。

23分には、榊原琴乃からパスを受けたタンチュリエ ローリーがシュートを放つが、左にそれた。24分には、加藤千佳のシュートのはね返りをしっかりと上がっていた右サイドバックの櫻井まと?かがミドルレンジからシュート。特長が生きた力強いシュートだった。このプレーで得た右CKは、意図ある作り。最後は、後藤若葉が体勢を崩しながらシュートを放ったが、残念ながら枠を捉えることが出来なかった。

1対0で始まった後半は、50分に新潟の攻撃に肝を冷やす場面があった。右から左へと展開され、GK池田咲紀子が出にくい位置でボールがおさまり、シュート。ゴール右にそれたが、揺さぶりをかけられた。55分には、右サイドをローリーが駆け上がり、良質なクロスに対して、島田が足を投げ出し、一度は防がれるも、こぼれ球に足を合わせて、周年でゴールネットを揺らした。

そして、ローリーに待望の得点が生まれた!

63分、GK池田のキックに中盤で島田がおさめ、左サイドの広大なスペースに走りこむ丹野にパス。丹野はゴールに向かって駆け上がり、逆サイドから走りこむローリーにラストパス。ドンピシャのクロスにローリーが合わせ、WEリーグ待望の得点が生まれた。

ここまでの多くの攻撃の場面で、“あと一歩”だったローリー。自身はもちろんのこと、チームメートもWE初得点を待っていた。得点直後の、ローリーがもみくちゃにされる歓喜の輪にその気持ちがよく表れていた。スタンドから見ていたメンバー外の選手たちも、この得点に沸いたと、安藤梢が教えてくれた。安藤は「自分のことみたいに嬉しかった」と話した。

このあと、67分にローリーは役目を終えて、ベンチへ。今度は、駒場のピッチに頼れるMF柴田華絵が左のインサイドハーフとして入った。また、73分には、3人同時交代。丹野に代えて松尾美月、加藤に代えて菅澤優衣香、櫻井に代えて岡村來佳がピッチに立った。

78分、新潟の攻撃。レッス?レテ?ィースDF岡村が同サイドの選手にマークについたところ、新潟の中の選手が外側に開き、岡村の背後を使い、フリーで左から右へクロスボールを入れられてしまった。逆サイドの守備も間に合わず、頭で合わされ、1点を返された。

クリーンシートならず。この部分は、2026年の課題だ。ここから逆転優勝を狙うのであれば、こうした失点は減らし、優勢な試合をしっかりと締めて勝ち点3をつかみたい。

85分には、ゴール前での接触で菅澤が競り合ったGKのパンチングをくらい、鼻をおさえて痛みに耐える場面があったが、確認後、プレーに戻った。

アディショナルタイムには、島田を下げて、高塚映奈が投入された。

試合は、3対1でレッス?レテ?ィースが勝利。2025年最後の公式戦を白星で飾った。INAC神戸レオネッサが引き分け、勝ち点差は3となった。


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WEリーグ第14節・アルビレックス新潟レディース戦=試合展開

(有賀久子)



待望のローリーにWE初得点!3対1で勝利!年内最後のWEリーグ

11月30日(日)以来の公式戦、2025/26 SOMPO WEリーグの第14節がホーム浦和駒場スタジアムで行われた。アルビレックス新潟レディースを迎えての一戦は、開始3分に試合が動く。

ゴールに近い位置で、丹野凜々香が相手よりも先にボールに触れ、島田芽依に預けると、すぐに前を向く。島田も、巧みにボールをおさめ、絶妙のタイミングでラストパスを送った。丹野は冷静にシュートを放ち、先制に成功した。

23分には、榊原琴乃からパスを受けたタンチュリエ ローリーがシュートを放つが、左にそれた。24分には、加藤千佳のシュートのはね返りをしっかりと上がっていた右サイドバックの櫻井まと?かがミドルレンジからシュート。特長が生きた力強いシュートだった。このプレーで得た右CKは、意図ある作り。最後は、後藤若葉が体勢を崩しながらシュートを放ったが、残念ながら枠を捉えることが出来なかった。

1対0で始まった後半は、50分に新潟の攻撃に肝を冷やす場面があった。右から左へと展開され、GK池田咲紀子が出にくい位置でボールがおさまり、シュート。ゴール右にそれたが、揺さぶりをかけられた。55分には、右サイドをローリーが駆け上がり、良質なクロスに対して、島田が足を投げ出し、一度は防がれるも、こぼれ球に足を合わせて、周年でゴールネットを揺らした。

そして、ローリーに待望の得点が生まれた!

63分、GK池田のキックに中盤で島田がおさめ、左サイドの広大なスペースに走りこむ丹野にパス。丹野はゴールに向かって駆け上がり、逆サイドから走りこむローリーにラストパス。ドンピシャのクロスにローリーが合わせ、WEリーグ待望の得点が生まれた。

ここまでの多くの攻撃の場面で、“あと一歩”だったローリー。自身はもちろんのこと、チームメートもWE初得点を待っていた。得点直後の、ローリーがもみくちゃにされる歓喜の輪にその気持ちがよく表れていた。スタンドから見ていたメンバー外の選手たちも、この得点に沸いたと、安藤梢が教えてくれた。安藤は「自分のことみたいに嬉しかった」と話した。

このあと、67分にローリーは役目を終えて、ベンチへ。今度は、駒場のピッチに頼れるMF柴田華絵が左のインサイドハーフとして入った。また、73分には、3人同時交代。丹野に代えて松尾美月、加藤に代えて菅澤優衣香、櫻井に代えて岡村來佳がピッチに立った。

78分、新潟の攻撃。レッス?レテ?ィースDF岡村が同サイドの選手にマークについたところ、新潟の中の選手が外側に開き、岡村の背後を使い、フリーで左から右へクロスボールを入れられてしまった。逆サイドの守備も間に合わず、頭で合わされ、1点を返された。

クリーンシートならず。この部分は、2026年の課題だ。ここから逆転優勝を狙うのであれば、こうした失点は減らし、優勢な試合をしっかりと締めて勝ち点3をつかみたい。

85分には、ゴール前での接触で菅澤が競り合ったGKのパンチングをくらい、鼻をおさえて痛みに耐える場面があったが、確認後、プレーに戻った。

アディショナルタイムには、島田を下げて、高塚映奈が投入された。

試合は、3対1でレッス?レテ?ィースが勝利。2025年最後の公式戦を白星で飾った。INAC神戸レオネッサが引き分け、勝ち点差は3となった。


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