浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。
都築:結果、中身とも残念な試合でしたね…なにがやりたいのかな、という。ヴェルディが良かったというよりも、レッズがあれだけ下がってしまうとヴェルディもポゼッションしやすくなります。
もうシーズンも終わりますから、本当に危機感をもたないと。何もなかったシーズンどころか、降格圏も見えてきています。水曜日のレイソル戦はどんな内容でも勝たないといけない試合になりますが、それに向けて何ができるのか、不安でしょうがないですね。
原口元気選手のポジション、配置はずっと疑問に思っていますし、点を取らないといけないのに仕掛けも少ない。ブライアン・リンセン選手、チアゴ・サンタナ選手が入ってからはいくらかありましたが、ああいう形をもっと見せないと。
ただ、どうやったら見せられるか、いまの感じだといまいち見えない。最初から守備的というか、スコルジャ監督になってまずは守備がポイントだったとは思いますが、守備を意識しすぎているというか、守備だけになってしまっています。
守備から攻撃にまったくつながらなくて、・・・・・・
会員登録はこちら