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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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ほぼ何もやらせなかった。中盤のバランスがよくなった(J1第20節・名古屋戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:6月26日(水)に豊田スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第20節、名古屋グランパス戦は1−0でレッズが勝利しました。

都築:グランパスがよくなかったのはあったと思いますが、それにしてもレッズが完全にボールを支配していました。ポイントになった選手で言うと、前半は左サイドにに変わってからのオラ・ソルバッケン選手だったと思います。

やり切れる、クロスを上げ切る、プレーを終わらせることが出来ていました。シュートまでというシーンは多くなかったかもしれませんが、チャンスにもなって、変なカウンターを受けることもなかった。いいアクセントになっていたと思います。

ここ最近は、サイドでいい形になってもクロスを上げる回数が少なかった。上げずにもう一度、中で崩しにかかるという気持ちもわかるんですけど、もう少し武器として使うべきだったかなと思います。ただ、それだけだとやっぱりだめなので、上げ切るのと勝負しに行くところのメリハリをつけられればもっといいなと思います。

RP:久しぶりの無失点試合でもありました。

都築:守備もよかったですね。佐藤瑶大選手を筆頭に・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS