浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。
都築:結果、内容ともによかったと思います。京都の戦い方は、レッズとしてはやりにくかったと思うんですよ。勝ててないということで徹底していたと思いますが、速いプレスで奪ってカウンターを狙って、フィニッシュで終わらせるというシンプルな攻撃でした。
前半の最初にミドルシュートを打たれたシーンなど、決定的なピンチにはならなかったですが、速いプレスでレッズのミスを誘ってボールを奪うことを狙っていました。ミスはできないのが大前提の試合展開で、プレッシャーが厳しい中でプレーしなければいけない状況でしたが、ほぼうまくそこを打開して、途中から前線につなげられるようになりました。
その中で、中島翔哉選手にボールが入ったときに時間がかなり作れて、自分でも勝負に行けるところが生きました。前田直輝選手と注文をつけ合うようなシーンもありましたが、コンビネーションで打開して、人を使ってというのが見られましたのでアクセントになっていました。フィニッシュの精度は高める必要がありますし、本人も点が欲しいと思いますが、シュートで終わる姿勢がよかったですね。
RP:レッズペースの中、前半42分に先制点が生まれました。
都築:サイドから崩して人をかけて、・・・・・・
会員登録はこちら