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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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前半は眠たくなるような試合で、逆に後半はイライラするような試合(ルヴァンカップ決勝・福岡戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:11月4日(土)に国立競技場で行われたYBCルヴァンカップ決勝戦、アビスパ福岡戦は1−2での敗戦となり、レッズは準優勝に終わりました。

都築:最高の雰囲気の中で戦うことができたと思いますが、非常に残念な試合でしたね。西川周作選手がPKをストップしてからは、完全に勝ちパターンだと思ったのですが、同点までもっていくこともできませんでした。

なぜそうなったかというと、前半が酷すぎたからに尽きます。西川選手のPKストップ以外には、流れを変えるタイミングもありませんでした。最終的には1点差まで追い詰めたけど追い越せなかったというのが、いまのレッズぽいなと思いました。

内容はもちろんも大事なのですが、一発勝負のこの試合に関してはそれよりも、メンタルも含めたも含めたチーム状況が大事だったと思いますが、アビスパとしても直前のリーグ戦で大量失点していたりと、いい流れではありませんでした。

レッズも苦しみながら、引き分けにもっていくくらいの力はもっていましたが、この試合に関してはアビスパの勢いや雰囲気に飲み込まれていたかなと思います。PKストップまではほとんど攻撃にいけない流れでした。アビスパのほうが・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS