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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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一番よかったのはCKで2点を取れたこと。今季なかなかなかった(ACL GS第2節・ハノイFC戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:10月4日(水)に埼玉スタジアム2002で行われたAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、ハノイFC戦は6−0でレッズが大勝しました。

都築:そもそも、力の差があったと思います。ただ、もうちょっと点が入っていてもおかしくない流れでもあり、失点していてもおかしくないピンチもありました。そういった意味では、最初の15分以内に先制点を挙げることができて、主導権を握れたのが大きかったですね。

ハノイは意外と、中盤で組み立ててくるチームでした。しかし質はそれほど高くないのでミスも生まれて、そうした取りどころでしっかり奪えていました。逆にレッズの組み立て時にはあまりボールを奪いに来ないので、しっかりポゼッションしながらうまく戦えていたと思います。

相手の守備が甘かったのはありますが、いちばんよかったのはCKで2点取れたことかもしれません。今シーズンなかなか見れなかったシーンでしたから。オウンゴールにはなりましたが、ホセ・カンテ選手のシュートもオーガナイズされたセットプレーからの得点で、気持ちの良いものでした。

格下のチームとやるときは、なかなか点が取れなくて焦りが出て、というのがいちばん嫌な展開ですが、そうした展開にはなりませんでした。この先制点以降はレッズがペースを握っていました。結果的に6点を挙げましたが、その口火をきるような…セットプレーでこうして決まったのは今季初めてじゃないですかね? 良い流れになりました。

RP:ハノイの守備はかなり緩く感じましたが、どのあたりが問題だったでしょうか・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS