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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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中島翔哉選手が入って前に起点が生まれた。それが最大の収穫(ACLプレーオフ・理文戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:8月22日(火)に埼玉スタジアム2002で行われたAFCチャンピオンズリーグプレーオフ、理文戦は3−0で浦和が勝利し、無事に本戦へ進出しました。

都築:点差がついてからの戦い方は課題があったかなとは思いますが、2点入るまでは完全にレッズの流れで、非常に良かったと思います。この試合はまず、中島翔哉選手ですね。いままで何度か言っていた、前での起点が彼によって生まれた。これが最大の収穫だったかなと思います。

これまでも、右サイドで大久保智明選手と酒井宏樹選手の絡みはありましたが、ここに中島選手が加わりました。パスがずれてしまうこともありましたが、かなり際どいところを狙って通らなかったというシーンが何度もありました。あれをやり続けるところが課題だったと思いますが、この試合では彼が起点となって、いままで出せなかった攻撃が出せたのかなと思います。これが収穫でした。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS