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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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特筆すべきは、レッズの最終ラインの安定。CBは固い(J1第9節・川崎F戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:4月23日(日)に等々力陸上競技場で行われた明治安田生命J1リーグ第9節、川崎フロンターレ戦は1−1の引き分けとなりました。

都築:いい試合だったと思います。メリハリがある試合で、レッズの攻撃のバリエーションも多かったかなと思います。ワイドに攻めた前半の1stシュートなど、スペースに人がどんどん絡んでいって、両サイドが前に出てくる展開が多かったですね。

フロンターレのほうも、バイタルエリアのスペースを突いていいパスをどんどん入れてくるので、危ないシーンはありました。ただ、いまのレッズはDFラインがすごく安定しているので、ある程度バイタルエリアに入られても、最終的なところでは守れるといういい循環になっていると思います。

フロンターレは右サイドのスルーパスからのクロスという形が多かったですが、失点シーン以外はうまく対応できていました。お互いが中盤でミスができない展開が長い時間続いたので、非常に見ごたえのある攻防だったと思います。

RP:ルヴァンカップの対戦に続いて、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。

都築:ただ、そのわりにはちょっと得点のところが…。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS