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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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収穫は、戻ってきたダヴィド・モーベルグ選手のキレ。試合展開には課題(ルヴァンカップGS第4節・湘南戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:4月19日(水)に埼玉スタジアム2002で行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節、湘南ベルマーレ戦は1−1の引き分けとなりました。

都築:全体的に、中盤の攻防で湘南にやられていた感じの試合でしたね。中盤で奪われてからのショートカウンターでピンチを迎えていました。湘南は縦に早いサッカーながらもワイドに広く攻めてくるサッカーでしたが、まさしくその展開で先制点を奪われてしまいました。

相手をほめるしかない崩され方かなと思いつつも、サイドのスライドに問題があったかなとも思います。岡本拓也選手がワンツーで抜けたときの、大畑歩夢選手のカバーしていたポジションが、もうちょっと(人ではなく)スペースで守っていてもよかったと思います。

シンプルなワンツーに間に合わずにクロスを上げられて、中の選手も準備していなかったわけではないと思いますが、同数いた中で大裏まで通されたのはよくあんかったですね。GKの鈴木彩艶選手も含めてボールウォッチャーになっていた感じはありました。

彩艶選手も(クロスに)トライできたんじゃないかと思いますし、・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS