back

ツヅキック(都築龍太の試合分析)

top
完敗。成熟度や質が違った。途中出場で流れを変えられる選手がいない(J1第31節・広島戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:10月1日(土)にエディオンスタジアム広島で行われた明治安田生命J1リーグ第31節、サンフレッチェ広島戦は1−4と大敗を喫しました。

都築:完敗ですね。やろうとしているサッカーの成熟度というか、いつも言っていますがレッズの場合はやろうとしているサッカーがなかなか見えない。いずれにしても、成熟度や質が違うのかなと感じました。

広島については、毎試合見ているわけではないですが、この試合に関しては相当レベルが高いと感じました。チームとしてやるべきこと、各選手が与えられたことを徹底してやっているなという印象を受けました。

広島は満田誠がプレッシャーをかけてくる左サイドにポイントがあったのかなと。レッズとしてはここに酒井宏樹選手がいるのでディフェンスに関してはいけるかなと思いましたが、想像以上に人数をかけて崩しにきていました。

レッズとしても、広島がプレスをかけてくるので長いボールを入れたり、中盤で受けてさばいてという形を割り切って取れば、もう少しプレッシャーを受けずに攻めに入ることができたと思いますが変えなかった。

ただ僕は、変えなくてよかったと思っています。結果的には負けてしまいましたが、ロングボール一辺倒となるよりも、・・・・・・
会員登録はこちら

都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS