浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。
都築:それぞれの得点シーンが、この試合のハイライトになりました。5点目以外は手で扱うようにボールをつないで崩したプレーでしたし、支配できていたと思います。ただ、支配できるのが普通の相手とも言えましたね。
それと、状況を考えると、相手は大邱との最終戦に力を入れることを想定していたと思います。キム・シンウクら韓国籍の選手、それにベルギー国籍の選手がスタメンではありませんでした。彼らを温存して、次の大邱戦で使いたいというのがあったんだと思います。
大邱はボールを持たせると弱さが出ます。レッズ戦では、そうはいかない。相手にとって、大邱のほうがやりやすい相手だと思うんです。つまり、彼らは2位通過を狙っている感じがしました。
相手はプレッシャーをかけてきましたが、その一方で相手はミスもしていました。対して、レッズは前節に続いて攻撃にバリエーションがありましたね。
まず、一番よかったのは、・・・・・・
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