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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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中盤がないような試合をお互いがしていた印象(J1第6節・札幌戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:4月2日(土)に札幌ドームで行われた明治安田生命J1リーグ第6節、コンサドーレ札幌戦は1−1の引き分けとなりました。

都築:もったいなかったですね。札幌も悪くなくて、けっこう勢いあるサッカーをしていたと思います。今までの札幌のイメージと違って、サイドに長いボールを入れてから勝負を仕掛けたりなど、過去にペトロビッチがやってきた“崩して、崩して"というというサッカーではありませんでした。

両サイドをうまく使って、金子拓郎選手や菅大輝選手がクロスを上げるなど、サイドを起点に攻撃のバリエーションはあったなと感じました。レッズもそこはやりづらそうで、崩しにかかる能力が高い選手もいますから、そこの勝負でなかなか勝てなかった。最初に右サイドから崩されたシーン(5分、7分)などは助かりましたね。そこからこぼれ球を狙ってシュートなど、札幌が思っていたサッカーと違ったのはありました。

レッズも悪くはなくて、表現が難しいですね。しっかりビルドアップしていって崩してチャンスを作ろうというよりも、・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS