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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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「そのうち取れれば」という消極的なプレーに見えた(ルヴァンカップ準決勝第2戦・C大阪戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:10月10日(日)にヨドコウ桜スタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ準決勝、セレッソ大阪との第2戦は0−1の敗戦。2戦合計1−2でレッズは敗退となりました。

都築:アグレッシブさがあまり見えなかったですね。点を取らないといけない試合でしたが、前半はなかなかシュートまでいけないシーンが多かった。ただ、伊藤敦樹選手のシュート(27分と31分)のシーンの崩しはよかったと思います。

それまでは全然アグレッシブじゃなかったのと、起点になるようなプレーをする選手がいなかったのかな。良い縦パスがあまり入らずに、キャスパー・ユンカー選手も相変わらずスペースで受けたがっていました。ポストプレーをすることも大事だと思います。

第1戦はボールがよく回っていましたが、この試合ではセレッソも点を取られない戦術というか、堅実なプレーをしていました。セレッソとしてはサイド攻撃がポイントだったと思いますが、西大伍選手のところを突いてきていましたね。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS