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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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相手がこう来るからこうやって攻めよう、守ろう、と。その意味ではリアクション(J1第28節・G大阪戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:11月22日(日)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第28節、ガンバ大阪戦は1−2で敗戦となりました。

都築:残念な試合でした。試合を支配していたのはガンバかと思いますけど、奪ったあとの攻撃で、決定的なチャンスを作れていたのはレッズのほうが多かったのかなと。

前半の最初の興梠慎三選手が絡んだチャンスと、2回目も興梠選手ですかね。いい奪い方をして裏へ抜け出すところと、中盤でレオナルドが絡んでボールを動かしながら、相手をひきつけながら裏を取れたというシーンがあった。

そうした狙いはあったのかなと思いますね。ガンバもビルドアップをしてきて、最終的にはサイドからという感じで狙いははっきりしていましたけど、ミスがあって奪えた時はレッズが決定的なチャンスを作れていたと思います。

ただ、ボールを落ち着かせるというところはなかったですかね。奪って速い攻撃という狙いはあったかもしれないですけど、そこだけだったかなと。興梠選手がポストプレーをして周りが動き出したり、ゴールまでのダイレクトというような場面がなかった。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS