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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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自分たちのサッカーをしっかりもつことが大事。それが完璧にできた(ACL GS第6節・北京国安戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:5月21日(火)に行われたAFCチャンピオンズリーグ、北京国安戦は3−0で浦和レッズが勝利し、見事に決勝トーナメント進出を決めました。

都築:最高の勝利だった。内容ともに非常によかったと思う。前の試合(湘南戦)から縦へのアプローチが速くなっている。それで相手に自由にプレーさせず、中盤の高い位置でプレスをかけるサッカーになってきていると思う。その中でもトータルで見ての運動量が非常に多い。レッズのモチベーションは相当高かったと思うけど、相手も高かったと思う。

RP:緊張感がある中で戦う姿勢が見られましたね。
都築:効率よくボールを奪っていかに速く攻めるか。それに関しては非常によかったと思う。高い位置でしっかり奪えていた。前半はその意識が裏目に出て柏木(陽介)選手がケガをしてしまったけど、あれぐらいの気持ちでいくというのを立ち上がりから見せていた。あそこで柏木選手が無理になってしまったけど、代わりに入った長澤(和輝)選手が大活躍してくれた。

RP:柏木選手の負傷交代が13分とあまりにも早い時間帯で嫌な雰囲気もありましたが、長澤選手は2得点を決めました。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS