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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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3試合目であれだけ入れ替えるのは早過ぎる

昨季まで「ヤスに聞け」にて解説を務めていただいていた福永泰さんが、ベガルタ仙台コーチ就任したことにより卒業。今季からは、2003年から2010年まで浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんに解説を務めていただきます。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:3月2日(水)に浦項スティールヤードで行われたAFCチャンピオンズリーグ グループステージMD2、浦項スティーラーズ戦は0−1で浦和レッズが敗れるという残念な結果に終わりました。

都築:相手の方が勝負強かった。レッズはメンバーを大幅に入れ替えた影響もあり、やりたいサッカーができなかった。最初の何分かは、積極的に攻撃的に出るシーンもあった。ただ、アウェイだからだと思うけど、パスミスがあったし、いつもレッズがやっているサッカーとは違った。

外から攻めていたけど、クロスを上げても相手の中の選手がかなり強い。そういうチームを崩すには、ちょっと物足りなかった。後半途中で3人交代してから、ある程度は形ができていたと思うけど、相手が退場し、逆にやりづらかったと思う。あれで浦項は、やることがはっきりした。1点を守ればいい。レッズの数的優位だったけど、相手はやりやすいように守られた。

RP:スタメンでは3バックではなく4バック、普段とは異なる「4−1−4−1」で臨みましたが、その影響は?
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS