目指せ4連勝！西川周作のJ1通算500試合に花を添えろ
関根貴大のヘディングシュートが決まり、徳島ヴォルティスを1−0で破った浦和レッズ。これで2019年4月以来となる3連勝を記録した。苦しい局面の中でも勝点をもぎ取っているのは、リカルド ロドリゲス監督の下でチームが着実に力を付けてきた証拠でもある。
指揮官は「3連勝という結果はチームが良い方向に向かっていること。連勝は自信につながる」と言う。
現在、チームは勝点14で10位だが、ACL出場圏内の3位横浜F・マリノスとの勝点差は4。上位グループの尻尾を掴めそうなところにいる。
その中、18日（日）には勝点17で5位に位置するセレッソ大阪とアウェイで対戦をする。浦和としては、この良い流れに乗り連勝街道を突っ走りたいところだ。
C大阪は、ミッドウィークに行われた徳島戦を1−2で落としているが容易な相手ではない。今シーズンから就任したレヴィー クルピ監督の下、手数をかけないボール運びからプレスをかいくぐりチャンスを作る。キーマンはやはり清武弘嗣だ。高い技術とアイデアで攻撃に違いを作る。
また仕留め役のベテラン大久保嘉人やラインブレーカーの豊川雄太の存在も対戦相手に脅威を与え、松田陸と丸橋祐介の両サイドバックは果敢な攻撃参加でダイナミズムを生み出す。
リカルド ロドリゲス監督はC大阪の印象を「サイドハーフが中に入り人数をかけ、ゲームメイクをする。サイドバックからのクロスも多くPA内に人数をかける。ミドルシュートもあるので警戒したい」と語る。
浦和は新機軸[4−1−4−1]の布陣で挑むだろう。セットプレーでの得点も重要だが、前々節の清水エスパルス戦のように2列目から飛び出す選手のゴールにも期待をしたい。
ボールを保持する時間が増え、ポゼッション率も比較的に高いが、自陣でボールロストをしてカウンターを受けないように細心の注意を払いたい。失ったら直ぐに取り返し、圧力をかけ続けることが大切だ。
西川周作は「上に行くには、しっかりとC大阪に勝つことが大事。コロナ禍でストレスもかかる中、戦う姿勢を見せたい」と意気込む。
その西川だが、次節ピッチに立つことでJ1通算500試合出場を達成する。
チーム一丸となって勝利を掴み取ることでリーグ戦4連勝と西川の偉大な記録に花を添えたい。
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