J1ファーストステージ第11節・大宮アルディージャ戦＝ポイント
「ポイント」では、番記者が勝敗の分かれ目などを振り返ります。
「さいたまダービー」3つの勝因
「今季ここまで一番、苦戦した試合だった」
数人の選手が異口同音に話したように、今回の「さいたまダービー」は粘り勝ちだった。浦和は勇気を持ってディフェンスラインを上げ、カウンターで攻める大宮アルディージャに、前半は特に苦戦した。シュート数を見ると浦和は8本だが、決定機は柏木陽介のゴールくらい。しかも相手のミスに付け込んだ、ややラッキーなゴールだった。会見で指揮官が「決して満足する内容ではなかった」と話す通りのゲームだった。
では、なぜ浦和は勝てたのか。勝因は3つある。
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