back

練習レポート

top
興梠慎三、過密日程の中でも「二桁取ることが真のエースだと思っている」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


きょう6月30日(火)、浦和レッズは、約3カ月ぶりにトレーニングを報道陣に公開。午後のトレーニング終了後には、ビデオ通信アプリ「Zoom」を使った合同取材に興梠慎三が応じた。

(コンディションやチームの状態は?)コロナの影響で、約3カ月自粛し体を動かせずコンディションを作るのことが非常に難しかった。100%と言えば嘘になる。3試合練習試合をした中で、チーム、個人としても良い結果が出ていない。だが焦る必要はないと思うし、横浜F・マリノス戦に向けて調整しているので、そこで100%を出せたらと思う。

(普段の試合との違いは?)無観客はすごくやりづらい。サポーターがいた中で試合をしていたので。その後押しは自分にとっては大きい。それがないのはすごく寂しいが画面越しに応援してくれていると思うし、まずはピッチで100%の姿を見せることで勇気を与えることができると思う。

(個人としてJ1通算150得点と、浦和での100得点が迫っているが?)もちろん試合に出るからには得点を求められるので狙っていきたい。でも、チームが勝つことが大前提。その中でゴールを決めることができればうれしい。

(この期間で社会的に考えたことがあれば?)SNSで企画し、発信する選手が多い中で、自分はSNSや機械が苦手なので、再開した時に、ピッチで100%やることが自分にとって大切なことだと感じていた。

(横浜F・マリノスに勝つためには何が大事になるのか?)チームとして攻撃的サッカーを課題に挙げているので、守るだけのサッカーはしたくはない。点の取り合いのような試合を見せたい。

(練習試合のFC町田ゼルビア戦での無観客試合で感じたことは?)サポーターがスタジアムで見られないのは自分たちも寂しく思うし、早く満員のスタジアムで出来ればいいと強く思った。

(久々の公式戦だが、どういった気持ちで再開初戦を迎えるのか?)一番はサポーターがいる満員の中で試合をすること。そうなってほしかったが、空回りしないように気を付けたい。

(自粛期間で取り組んだことは?)特にないが、コロナの影響で飲食業の人が困っていると聞いていた。浦和の街に食べに行くことはできないのでテイクアウトをして、色々なお店を回って持って帰ることをしていたので、ぷくぷく太る日々だった(笑)。微々たるものだが、少しでも。それしか自分にはできなかった。

(横浜F・マリノスの印象については?)去年、優勝している。そう簡単に勝てる相手ではない。どこからでも得点が取れるサッカースタイル。でも引いて守るよりは前からハイプレスをかけたいし、一人ひとりが2度・3度追いをしないと高い位置で取ることはできない感じはある。

(練習再開をして、レオナルド選手と連係は?)徐々に良くなっていると思う。連戦が続くなか、誰が出るか分からないので、みんなにチャンスがある。誰と出てもいいように連係を深めることが大切だと思う。

(サッカーを楽しむ部分においては?)勝負ごとなので勝たないと楽しくはない。内容が悪くて勝つ、内容が良くて勝つのではだいぶ違う。勝利は大切だが自分は内容を見てしまう。もちろん勝つことは大事だが、内容が良ければ楽しいし、負けたとしても、その試合は楽しい。内容にこだわりたい。

(今年も二桁得点を期待をしているが、その意気込みは?)ハードなスケジュールなので全試合に出ることは出来ない。この状況でも二桁を取るのが真のエースだと思っている。頑張る!

(テイクアウトの質問で太っていると言っていたが、現在の体重は?)今は普通。頑張って落とした(笑)。緊急事態宣言が明けてから、お世話になっている人たちのところへ(行った)。クラブハウスで体を動かした帰りに寄った。(先方は)喜んでくれたし、ずっと家メシだったので美味しくいただいた。

(今年は降格がなく、選手の交代枠が5人だが、選手として注意したいのは?)5人ということで最初から飛ばせるが、怪我には気を付けたい。前目の選手は90分間プレーすることはなくなってくると思うので、自分がピッチに居るときに多くの得点を取りたいと思っている。

(久しぶりに報道陣の前で練習をしてみて気持ちが昂ったりしたか?)まったくない(大笑)。

(石田達也)

・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



(c)REDS PRESS