大槻毅監督「僕の力で何かを変えられるのであれば、仕事をしたいと思った」
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
≪大槻毅新監督≫
サッカーの質やスタイルで早急に満足させることは難しいが、ゲームに向かう姿勢やトレーニングを通して、チーム、クラブ、サポーターのために表現するチームにはしたい。
(監督就任にあたって)広島戦以降で、このタイミングで来るということは、クラブが危機感を持っていると感じた。このクラブは色々な人が支えてくれている。悔しい思いだとか、僕の力で何かを変えられるのであれば、仕事をしたいと思った。
(選手にはどんな声をかけたか?)最初に言ったのは、この状況を認識しなければいけない。危機感を持っていますか?と。心がザワついているが、落ちついて内に秘めているものを表現して欲しいとお願いした。
(外から見ていて、チームに足りないものは)足りないものよりも、出来ていること、良いことを見ていきたい。みんな一生懸命にやっているし、その方向を整理していかなければならないこともあるが、サッカーに対しての情熱を持っているし、やらなければならないという気持ちは伝わってきている。
(しばらく現場を離れていたが?)海外のクラブと色々なコミュニケーションを取り、選手、育成の行き来ができる形を増やすなど、近いうちに発表が出来るようになると思う。
(3日後に川崎F戦となるが)良いチームでチャンピオンチーム。勝点を積み上げてきているし、けが人も戻ってきている。ACLでは残念だったが非常に強いチーム。それに対して準備をする。積み上げてきたものがある3日間なので、それを含めて良いゲームにしたい。
(今日から非公開練習にした理由は?)1つは集中をしたかった。もう1つは相手が知らない方が良いということ。
(今シーズンのピッチ内のパフォーマンスをどう見ていたか?)リーグ戦で勝点が足りないことがすべて。しっかりと考えて取り組んで行きたい。
(今シーズンの目標は?)クラブの目標は変わらないので、我々がどう取り組むのか。1試合1試合に準備をすることが我々の責任だと選手に話をした。
(昨日、今日の段階でオリヴェイラ監督と会話はしたか?)していない。トップチームに関わることに関しては、今日がスタートなので。
(クラブからどういうことを期待されているか?)選手とのコミュニケーションを含めて、ゲームの組み立て、チーム力を積み上げることはしっかりやって欲しいと言われている。
(前回の就任時は自身にスイッチを入れる意味でオールバックにしたが今回は?)あのとき、ウチの選手は僕のことを知らなかった。今は知っているので、そんなことやっても鼻で笑われるだけなので、いつも通りに準備をして正しい方向に行けるようにしたい。
(サポーター、埼スタの力に対して)あの空間、サポーターの熱、街の熱は感じているし、それが集約されるのが試合日だと思う。彼らのパワーを唯一感じられるのが浦和レッズ。選手、スタッフが、熱に対する責任、彼らの思いに対してしなければならない振る舞いなど、クラブとして持っていなければいけないと常々思っている。
(監督としてまず何をするか?)正しい振る舞いをして、選手がゲームに向かうところをしっかりとやって、力を持っている選手が表現する意思を持たせることをやりたい。自信を持ってやってくれと。
(サッカーのフィロソフィーは?)一人でやることではないので、みんなで良い準備をしてやって行くこと。出たとこ勝負ではなく、積み上げてやって行きたい。
(サポータにメッセージを)大きな思いや愛で包んでいただいている。続けてやっていただけるように我々はさらに努力をするので、ぜひ一緒にお願いします。
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