辛抱強かったオリヴェイラ監督。特長を出した武藤雄樹と青木拓矢
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辛抱強かったオリヴェイラ監督。特長を出した武藤雄樹と青木拓矢
オズワルド オリヴェイラ監督の就任に当初、懐疑的だった。
鹿島アントラーズ時代の業績を考えれば、名将であることに間違いはない。ただ、浦和に合うかどうか?が未知数だった。
その理由はいくつかある。まずは布陣。オリヴェイラ監督といえば、自身もやりやすいとした4−4−2のフォーメーションがお決まりの形だ。だが、4バックの戦いは、なぜか浦和に合わない。これまで、4バックがある程度うまくいったケースは1998年の原博実監督時代。そして、2017年シーズン後半の堀孝史監督体制のとき。4−1−4−1でACL制覇したものの、リーグでは3連敗で終了している。4バックと浦和は実に相性が悪い。
さらに浦和を指揮した歴代外国籍監督はヨーロッパ出身が多く、ブラジル国籍の監督はJ1に返り咲いた2001年に指揮を執った、チッタ監督とピッタ監督のみだ。
4バックを主に敷くブラジル国籍のオリヴェイラ監督はどのように立て直すか、注視していた。
どこか専制的なイメージがあったが、オリヴェイラ監督は実に柔軟かつ辛抱強かった。・・・・・・
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