平和すぎる日常 〜高木俊幸〜
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
そして、もう1人。久しぶりのピッチの感触を喜んだ高木俊幸。ミニゲームを横目に見ながら、高木はリハビリ中の福島春樹とともに、走ったり、歩いたりを繰り返していた。
今年1月10日、浦和レッズから高木が右足第5中足骨疲労骨折の手術を行い、全治まで3カ月を要する見込みという発表があった。選手のケガに関する情報をほとんど出さないクラブからの発表。ケガがいかに重いか、容易に想像できた。
リリースから5日後の1月15日。レッズフェスタ2017の会場 浦和駒場スタジアムに高木の姿を見見つけた。その姿はビブスでがっちり固められた右足に松葉づえ。あいさつはしたものの、次の言葉が出ないほど、痛々しかった。その後、高木は通院を続け、2月中旬に松葉づえが不要となり、病院でのリハビリを経て、きょう3月11日(土)に至った。
高木が大原に来たのは今年2回目。
「感想というか……。ピッチを踏めただけでうれしかった。久々に練習の空気に触れただけで刺激になった。グラウンドの隅っこで走っているだけでチームの一員として戻ってきた感じがした。早く復帰したい、そう思った」
これは偽らざる気持ちだ。
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