新たなストーリーの始まり 〜梅崎司と本格合流と震災と〜
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
きょう3月11日(土)の大原サッカー場で2つの「復帰劇」を目の当たりにした。
まずは梅崎司。2016年8月31日、梅崎はJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝ファーストレグ・ヴィッセル神戸戦に先発出場したが、終了間際に相手選手と接触して負傷交代。左ひざ前十字靭帯損傷の大ケガを負った。それから約半年たったきょう、梅崎は初めてミニゲームに参加。全てのメニューを消化した。
「戻ってきたなという感じ。終わってから天野さん(天野賢一コーチ)と握手した時、こみあげるものがあった」と喜ぶとともに、手ごたえもつかんだ。ミニゲームではゴールとともにアシストを披露。接触プレー、対人プレーも申し分なく、不安はない。「感覚も良かった。ボールタッチも良かった。狭いコートであれだけの選手がいても、周りがよく見えていた。頭も疲れなかった……。思っていたよりスゲェ〜良かった。上出来すぎる」と自画自賛。そして「このうえない幸せ」と喜びをかみしめた。
梅崎が3月11日に本格復帰できたのは、何かのめぐり合わせかもしれない。
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