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練習レポート

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李忠成、「みんなの力を借りている」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。


記事内コメント #李忠成 #長澤和輝



朝から灰色の雲に覆われ肌寒さを感じた、きょう3月1日(水)の大原サッカー場。

この日の練習は午前11時からスタートした。選手らはピッチに姿を見せるとゴールマウスを全員で運び、鳥カゴを行って体に熱を入れていく。



その後、きのうのAFCチャンピオンズリーグのFCソウル戦にスタメン出場したメンバーらはクールダウンのためのジョギングを行い、青木拓矢と駒井善成、そして柏木陽介は別メニュー調整となっていた。残ったメンバーはハーフコートで6対6(GK除く)のミニゲームを実施した。





FCソウル戦で李忠成は1ゴールと多くの得点シーンに絡んでおり、コンディションの良さがうかがえる。「自分の周りが整っていることが結果につながっている」(李)。

浦和レッズのスタイルに慣れたことはもちろんだが、サポーターの力と声援を追い風にプレー出来ていることが何よりの強みだ。

李は「みんなの力を借りている」と感謝の言葉を口にする。

ACL初戦のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦では4対0で勝ち切り、この試合でも貴重な追加点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献しているのだ。

これでチームは勝点6。2戦合計で9得点と絶好のスタートダッシュになったことは間違いない。

「いいスタートを切れた。予選突破をするためにはプラス。序盤戦の目標でもあった」と李は話した。

明治安田生命J1リーグと並行して戦う非常にタイトな日程の中、この勝利がチームにもたらしたものは計り知れないほど大きい。

また、初めて埼玉スタジアムのピッチに立った長澤和輝は「雰囲気が良かった」と感慨深く話すと、「チームのバランスと相手のスペースを突いて行くことを意識して」プレーに臨んだことを教えてくれた。長澤にとっても良い経験になったことは確かだ。

そして、ここからは気持ちを切り替えてリーグ戦に臨むことが重要だ。リーグ開幕戦となった横浜F・マリノス戦では、後半アディショナルタイムに一発を食らい、2012年以来となる黒星スタートとなった。それだけに、次戦での勝利が待たれる。

李は「次は勝たなければいけない。相手にはタレントが多いが、しっかりと勝ってレッズの開幕をしたい」と力強いコメントを残した。

なお、あす2日(木)は、午前10時から、大原サッカー場でトレーニングが行われる予定だ。

(石田達也)






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