山道守彦強化本部長、山田暢久氏の契約解除について語る
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きのう2月8日(水)、浦和レッズは、強化部スタッフ・山田暢久氏との業務委託契約を解除したことを発表した。
チームに帯同している山道守彦強化本部長は、きょう9日(木)の練習終了後に「彼のこと、家族のこともあります。彼の方から襟を正したいという申し出があり、契約を合意の上、なくなった状況です。その中での合意事項もあるので(いろいろな)憶測を呼ばれることは、致し方ないと思っていますが、契約条項に抵触する点が見受けられたということで、話し合いをもって、彼の方からの契約を辞したいという申し出を受け入れた、というスタンスなので、われわれは受け入れたということ」と話した。
そして「一方で、このように世間を騒がせたことについては、クラブの強化の責任者として遺憾であり申し訳なく思っています。ただ彼自身が自分の身を処したという形は当然あるべき姿だと思っていますし、それに対してこれ以上コメントをすることは差し控えたいと思いますし、今後、頑張ってほしいと思っています。(発表のタイミングについて)1月末が契約満了日で、それに対して幾つかの準備をして、この日に決めました。もちろん彼にも了承を得ていました。(クラブに戻ってくる可能性は?)それは当然、今後の彼の行動は判断基準になると思います。いますぐ言える段階ではありません」と語った。
具体的な理由について言及はなかったが、ネットでうわさされているような刑事事件などはないと否定した。
浦和一筋で20年プレーし、J1通算501試合に出場しチームを支えたレジェンドが、契約条項の合意の上とは言え、詳細を口にせず傷ついたままクラブを去ってしまうのは本当に悲しいことだ。多くのファン・サポーターの関心ごとにもなっている。発表の場や方法などを含めて、もっと両者が歩み寄れる接点はなかったのだろうか。
(石田達也)
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